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 今回取り上げる集計期間と比較し一ヶ月あまりのギャップがあるとはいえ、任ッ2本体は今の米国だとその辺のWalmartで余りまくってて任公式ストアの縛りも解除されているんだから需要が飽和していることは分かりきっているのですが。

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 さておき、先々月の米Circana(旧NPD)集計の話ですね。
 今回なんでここまで公開が遅れたかはよく分かりませんが、先月分の発表は22日予定とそのまま行くなら普段通りではあるようです。
 デジタルデータとかモバイルデータとかの集計が始まる前より遅れてはいるわけですけど。

[Bluesky: Mat Piscatella ‪@matpiscatella.bsky.social]

August 2025 U.S. Video Game Market Highlights Thread from Circana - NBA 2K26, Mobile, and Nintendo Switch 2 drove 11% spending growth in August when compared to a year ago, helping lift total projected spending across video game hardware, content and accessories to $4.7B.

 2025年8月の米市場は前年同月比で売上高が11%増の46.57億ドル。
 この内ゲームコンテンツが11%増の41.77億ドル、ゲーム機関連が32%増の3.12億ドル、周辺機器が6%減の1.69億ドルとまあまあ景気が良いようです。


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 ソフトのTop20はこのようになっていますね。

 「NBA 2K26」が首位。
 プラットフォーム別ではPS、Xboxの両プラットフォームで首位となったそうです。
 …他は?(PCプラで6位、任プラだと圏外)

 「Madden NFL 26」が2位。
 こちらは先行して「Collage Football 26」とのセット商品「MVP Bundle」が売られていた関係もあるでしょうね。

 「Mafia: The Old Country」が3位。
 「Metal Gear Solid Δ: Snake Eater」が4位。
 「Gears of War: Reloaded」が6位。
 「EA Sports Kickoff Bundle(2025)」が9位。
 ちなみにこれもアメフトゲー2本セットですが、MVPバンドルがデジタル豪華版セットであるのに対してこちらは通常版のセットとなっています。

 「牧場物語 Let's風のグランドバザール」が19位という結果に。

 旧作では…映画の効果か「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」が10位まで上がってきていますね。


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 年初来Top20はこのような結果となっており、「NBA 2K26」が5位に、「Madden NFL 26」が10位に初登場。
 「モンスターハンターワイルズ」が未だに首位を守っている辺り頑張っているのではないでしょうか。


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 PSプラットフォームのTop10はこちらのようになっており、米ゲーム市場がPS5中心に回っている現状、総合ランキングと大差ないものとなっています。
 ドナンザが当然入ってこない分はCoDBO6が9位に入っている、と。

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 XboxプラTop10はこのようになっており…
 PSプラでは3位に入っていたMGSΔがこちらだと5位、というのは露骨ですね。
 後はCoDBO6もTop10には入らず、その分順位を落としているようで。
 MSタイトルはMinecraftのみで総合6位の「Gears of War: Reloaded」も入らず。
 そんなんだからゲーパスも値上げされるのでしょうが。

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 任プラTop10はこう。
 3位に入っている「牧場物語 Let's風のグランドバザール」が総合だと19位という辺りに全体的な販売本数の低さが感じられますね。
 任ソフト以外はデジタルデータも込みの所が多くなっているにもかかわらず任ハード任ソフトですし。

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 PCプラTop10はこちら。
 そんなに代わり映えはしないですね。


 ゲーム機では任ッ2が販売台数、売上高共に首位で他機種の二桁%の前年同月比売上高減をカバーする格好になったとのこと。
 そして発売から3ヶ月間での販売台数は240万台に達し、これはPS4の220万台を5%上回りNPD~Circana集計史上最速記録を打ち立てたとのこと。

 なんですけど、任ッ2って初月に160万台販売しているんですよね。
 で2ヶ月目には48万台程度を販売したと見込まれている。
 なので3ヶ月目には32万台程度と順調に台数が減って行っている訳ですが。
 初期需要を満たすまでは出せば出すほど売れるとは言え、このまま年末商戦期に入ってもなお売れるような材料はあるでしょうか。

 任ッ2は任ッ1を77%上回る販売台数を~というのですがこれは“発売から3ヶ月間”という条件でしょう。
 本当の意味での同時期…任ッ1の2018年3月期第2四半期(2017年9月)までの累計販売(出荷)台数は米大陸において311万台。
 Circanaは米単独で任天堂の販売(出荷)は南北含む米大陸であり、かつ米国がその殆どを占めるのが通例とはいえ多分超えられるんじゃないかなと思いますが、急速にギャップが埋まってきている感じはしますかね。

 2位は販売台数、売上高の何れでもPS5となったそうです。

 XSX|Sはまだ値上げされる前ですが、流石に任ッ1を下回る最下位は免れたんですかね。


 周辺機器で首位となったのは任ッ2Proコントローラーだそうです。
 他にはハンコンが年初来売上高0.78億ドルとなっている、これは単価が高い故ですかね。
 最も売れているハンコンはLogitechのG29だとか。

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