
相変わらずグダグダしそうな所はありますが、それなりの決算となっているようです。
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[スクエニHD: 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明会資料 / 中期経営計画](pdf)
売上高は前期比8.9%減の3245.06億円、営業利益は24.6%増の405.8億円、経常利益は1.4%減の409.39億円、純利益は63.7%増の244.14億円と減収増益。
今期の通期予想については売上高が13.7%減の2800億円と更に減少する予想となっている一方、営業利益は410億円と横這い予想ですね。
○デジタルエンタテインメント事業
ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
当連結会計年度は、HD(High-Definition)ゲームにおいて、「FINAL FANTASY XVI」、「ファイナルファンタジーピクセルリマスター」、「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」、「FINAL FANTASY VII REBIRTH」等を発売した前年と比較して、新作タイトルからの売上が減少したことにより、前期比で減収となりました。一方で、開発費の償却負担や広告宣伝費及びコンテンツ評価損が前年から減少したこと等に加え、2024年11月に発売した「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」の販売が当初の想定を上回ったこと等により、前期の営業損失から黒字転換しました。
MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)においては、「ファイナルファンタジーXIV」の最新拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」発売により前期比で増収増益となりました。
スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、2024年11月に「エンバーストーリア」のサービスを開始したものの、既存タイトルの弱含み及び前年にロイヤリティ収入の計上があったことにより前期比で減収減益となりました。
当事業における当連結会計年度の売上高は206,536百万円(前期比16.8%減)となり、営業利益は33,867百万円(前期比33.0%増)となりました。
ゲーム事業に関する説明はこんな感じですね、他にAM事業はやや増収増益、出版事業はやや減益、ライツ・プロパティ事業はやや増益とまあまあ安定しているようです。

ゲーム事業の分類別に見ると、HDゲーム(買い切り型)に関しては大幅減収、大幅増益という極端な状態に。
DQIIIHD-2D版が~とは言いますが、ラインアップを見るに旧作販売の方が収益改善に貢献したんじゃないですかね。

MMOはFFXIVの拡張パッケージ発売で増収増益。
これでFFXIVは過疎っているに違いないんだガーってずーっと誹謗中傷を続けている任のモンがいるらしいですよ。

スマ・ブラは減収減益。
あまり近年ヒットを飛ばした感がありませんね、早期サービス終了のスクエニという印象ならありますが。

地域別販売本数は引き続き欧米が大多数を占める…欧米の括りが範囲広すぎない?という話ではありますが。
デジタル販売本数比率は82.2%となかなかの水準ですね、減収しているのでセールで捌いた分も増えていそうですけど。


出版事業は足踏み、ただ紙媒体の売上高は下げ止まっているようです。

ライツ・プロパティ等事業も横這い。

中期経営計画でゲーム事業は“再起動の3年間#と銘打たれているわけですが。
その成果がこれって大丈夫?任任任任……
これで来期辺り予定っぽい「大型タイトル」がアレだったら数年間は駄目そうだなと考えておきますね。
とにかく出費を減らして安くあげれば良いだろう、ついでにご円も恵んで貰って…みたいな技術の梯子から滑落死する方向には行かないで欲しいところですが、何か妙にそういうタイプの社長が目立つんですよね大手サードって。

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