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 ニシくんの心の拠り所である営業利益についても任天堂様がボロ負けする結果になっていますね。

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[ソニーグループ: 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) / 説明会資料 / 補足資料](pdf)
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[任天堂: 2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料](pdf)
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[当ブログ: [決算カン]任天堂の2025年1-3月期の売上高は1880億円、MSのゲーム事業の同期間と比べ1/5強程度と惨敗か]

 先に軽くMSの決算と比較してみると、第4四半期単独期間(2025年1-3月)はMSのゲーム事業が売上高8551.75億円(推定・換算)に対して任天堂のそれが売上高1880.11億円、ソニーグループのゲーム&ネットワークサービス分野(SIEが管掌するPSプラットフォーム、以下SIE)は売上高1兆とんで512.73億円とSIEがトップ、任天堂が遙かに離されて最下位という格好に。

 MSは細かいゲーム事業の業績について明らかにしていないのでここで退場して頂きますが、2025年3月期通期の業績で比較してみると…

 売上高はSIEが4兆6700.44億円に対して任天堂のゲーム専用機売上高が1兆とんで835.34億円とおよそ4.3倍差を付けられ任天堂惨敗。
 何ならSIEの第4四半期単独売上高と僅差ですよ、通期で。

 営業利益はSIEが4148億円に対して任天堂(全社)で2825.53億円とこちらも負けてるんだけ堂。
 営業利益率については任天堂が圧勝していますが、ボッタクリ自慢をされてもちょっと…

 売上高の内ソフトウェア売上高(任天堂基準なのでネットワークサービス込み)はSIEが3兆1779.56億円なのに対して任天堂はデジタル売上高とその比率から逆算して6093.5億円程度。
 何とその差は5.22倍にも達します。

 デジタル売上高は任天堂基準だとSIEが96.2%なのに対して任天堂は53.5%。
 任天堂の推定デジタル売上本数比率が精々三割程度なのに対し、SIEは通期で76%に達します。
 ニシくんはこれでフィジカル版のみ集計、それすらもあやふやな聖典ファミ通ランキングを頼みにしてるんだから間抜けなんですよね。

 ハード販売(出荷)台数はPS5が1850万台だったのに対して任ッチは1080万台。
 ソフト販売(出荷)本数はPS5/PS4が3億とんで330万本なのに対して任ッチは1億5541万本。
 一応名目上の累計販売(出荷)台数は任ッチの方がPS5の倍くらいな筈なのに、ソフトは売れないんですよね。
 稼働率の低さは任天堂携帯機の伝統とも言えますが、それにしてもちょっと…

 と、ぱっと見で比較できる指標だとこんな感じですかね。
 ハードの販売でもアクティブユーザ数でもPSプラットフォームが任天堂プラットフォームに圧倒的な差を付けている事はこれでも分かるのではないでしょうか。
 これでなお任天堂様は敗けておりませぬとか言い出すようだとニシくんの素質がある…というかニシくんそのモン?

 ちなみにソフト売上高の差は主として追加コンテンツ及びネットワークサービス売上高に起因する物ではありますが…
 任天堂のデジタル売上高が3260億円で比率53.5%だから換算すると6093.5億円とは上で書いた通り。
 その内フィジカル版併売ソフト以外の売上高は467+446+377+442億円で差し引き“フルゲーム”売上高は4361.5億円程度。
 厳密にはデジタル専売タイトルの売上高が含まれていませんが、ちょっと売れたら雑にフィジカル版を出しているので無視しても問題無い程度の水準である物と考えています。

 対してSIEのフルゲーム売上高はフィジカル版が1211.59億円、デジタル版が9497.99億円で合わせて1兆とんで709.58億円。
 ここでも倍以上、というかおよそ2.5倍もの差をつけられてしまっていますね…

 こうなるとニシくんは“SIEは総額計上デー”とか嘘を吐くしかなくなるのですが、現実(現実)に総額で計上しているのは

※ デジタル売上⾼の計上は原則として、⾃社ソフトウェアはグロスで計上(総額表⽰)し、他社ソフトウェアはネットで売上計上(純額表⽰)しています。他社ソフトウェアはソフトメーカー様等との契約に基づき当社が受け取る販売⼿数料を売上として認識し、計上しています。

 決算説明資料にも自分で書いている通り任天堂様の方であり、おまけに任天堂様の自社ソフト売上高比率は73%。
 実質的な差は更に開いてしまいますね。
 サードパーティの市場規模は何十倍もの差がついていそうです。

 ソフト販売本数差より売上高差の方が大きくなっているしPSプラの販売(出荷)本数あたり売上高が大きすぎるのではないかというニシくんもいましたが、これについては“フルゲーム売上高”に特典がパッケージとしてセットになっているF2Pタイトルの分も含まれているのではなかろうか、とも考えていますけど。
 SIEのデジタル本数比率76%に対してデジタル売上高比率(追加コンテンツ等除く)は88.7%とちょっとデジタル側に傾きすぎな所がありますし。
 かといって総額で計上した日にはこれどころの騒ぎではなくなることでしょう、サードソフトの売上高が1本あたり3.33倍になるわけで。

 後は何かあったっけ…PSプラットフォーム外におけるSIEタイトルの売上高ガーってのもありましたか。
 昨期のSIEにおけるPSプラットフォーム外におけるソフト売上高は964.25億円と前期比で減収しているので、影響は僅かな物に止まります。
 どのみち任天堂がボロ負けしている事は変わらないという事ですね。

 では任ッ2登場でどう変わるかですが…SIEは今期売上高4.3兆円、営業利益4800億円を予想しているのに対して任天堂は売上高1.9兆円、営業利益3200億円を見込んでいます。
 獲れぬ任ッ2の皮算用がその通りになったところで負けるという事ですね、おまけに任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかりですし。

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