
計画としてはどんな物でしょうね、任ッ2はあの価格設定でも収益性が低いという事ではありそうですが。
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[任天堂: 2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料](pdf)
この他役員人事のお知らせも発表されていますが、新任予定取締役は社外取締役一名のみで殆ど変化が無いので略。
任天堂の2025年3月期通期決算は、売上高が前期比30.3%減の1兆1649.22億円、営業利益が46.6%減の2825.54億円、経常利益が45.3%減の3723.16億円、純利益が43.2%減の2788.06億円と大幅減収減益。
1四半期前に修正した業績予想の売上高1.19兆円、営業利益2800億円を売上高では下回る結果となっています。
今期の業績予想は売上高が63.1%増の1.9兆円とする一方、営業利益は13.3%増の3200億円と増収幅に対して営業利益は増分が低い予想となっていますね。
任ッ2を赤字で売る気は無いんじゃないかと思っていましたが、アレで日本語限定版は逆ザヤなのかもしれません。
その他の指標だと棚卸資産は前々期末の1559.87億円から4864.28億円へと大幅増。
とはいうものの任ッ2発売直前ですからね…1台あたりの原価が5万円程度だと仮定するなら言うほど在庫は多くないのではないでしょうか?

売上高の為替影響は+433億円、海外売上高比率は76.4%。

営業利益に対する為替影響は+20億円と売上高に比べると低めに、研究開発費は前年度から微増の1437億円。

業績予想は4/10時点のトランプ関税(中国以外は10%)が維持される前提での物だとか。
つまりタリンフ大統領の思いつきで越南やカンプチアの税率が当初予定通りになってしまうと大変な事になるのでしょうね。

任ッ2の通期販売(出荷)予想は1500万台/4500万本。
これは判断が難しい所ですが…1四半期早い年度末に発売されたとはいえ閑散期の発売だったので影響が低かった任ッチの場合、発売翌年度(平成30{2018}年3月期)の販売(出荷)台数が1505万台/6351万本(累計1779万台/6897万本)だった所からは減少する予想と考えて良さそうです。
任ッチ発売時点(平成29{2017}年3月期末)時点での次年度販売(出荷)予想が当初1000万台/3500万本だった所からすると上振れする余地はあると言い張れる事も出来るかもしれませんけど、本当にPS5DEと同じくらいの価格でそんなに売れますかね。

ついに任天堂独自のトンチキ指標、“年間プレイユーザー数”が減少に転じたようです。
「当社推計」とか言ってますけど何をどう推計しているんだか…

デジタル売上高は前期比で大幅減となる一方、デジタル売上高比率は第4四半期に62.9%と(任天堂にしては)高い比率に。

ゲーム専用機売上高の減少が目立つ。

研究開発費は増、広告宣伝費は大幅増となる計画に。

デジタル売上高は…どうなんでしょうね、ソフトがさっぱり売れていないからというのもありますがデジタル本数比率も1/4~三割程度になっているかも?

自社ソフト売上高比率は前期よりも下がっていますがそれでも73%、それもソフトが売れていないが故でしょうけど。(ニシラインの加入費用が自社ソフト売上高に含まれていない)

販売(出荷)数量については任ッ2の計画は上で書いた通り。
任ッチの実績である1080万台/1億5541万本に関しては…1四半期前の1100万台予想を下回ってますね。

ミリオンセラー(出荷)タイトル一覧は最後にギリギリゼルダのティキンが滑り込み。
とはいえこんな勢い落ちる事あります?普通…その辺は別記事で取り上げてみましょうか。
といった具合ですがどんな物でしょうね、可能なら年末商戦期が終わったタイミングで“発売からxか月での販売は全機種を上回る~”みたいに宣伝したいのでしょうけど。(任ッ1の場合同じ経過月数だと9月末までの実績になるので)
初年度販売(出荷)台数に関してはアホみたいな見積もりをしているアホが居た気がしますけど、その辺はまた別記事で…?
面倒くさいので取り上げない可能性もあります。

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