
例のアレのデマが未だに尾を引いているみたいですね…
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先のSIE公式PS5Pro分解記事公開を受けて書かれた記事で、
Sony shows off the PS5 Pro’s liquid metal updates
https://www.theverge.com/news/652556/ps5-pro-teardown-liquid-metal-cooling-changes
by Wes Davis
Apr 22, 2025, 3:06 AM GMT+9
未だに“PS5を縦置きすると液体金属が漏れて故障する”というデマを前提にPS5Proでは設計が変更されたというデマを追加する記事が出ていたという。
仮にPS5の液体金属が漏れたら短絡して故障すること自体は事実なんですけど、ただ縦置きしているだけで構造的な問題で故障するって言うんだったらもっと初期型PS5はぶっ壊れてますよね。
ちなみに私が発売日に入手した初期型PS5は最初からずっと縦置きしていますが別に壊れてませんよ。
…という物言いもアレなのですが(Xbox360のRRoD問題や任ッチのドリフト問題でもそのような「自分のは壊れてない~」言質が見られた物ですし)、仮に数%でも故障したりしたら大騒ぎになっている筈なので、“縦置きしてるだけで壊れた”という事にはならないと思われます。
そもそも当該の記事においても、
[PS.Blog: PlayStation®5 Proを分解──凝縮された最新技術とこだわりの工夫の数々を開発者が解説]
土田 初期型PS5で液体金属をTIMとして使ったのは、当時としてはかなりチャレンジングなことでした。液体金属は、従来のTIMと比較して冷却性能が圧倒的に高いことから、安全性を担保するためのあらゆる試験を経て、さまざまな工夫を施して採用しました。
絶縁の構造は、初期型PS5の頃にかなり長い時間をかけて検討を重ね、確立しました。基本的な構造は、PS5 Proにおいても変わっていませんが、より安定的に冷却効果が発揮されるよう、液体金属が塗布される部分に細かい溝を追加するなどの改良を行なっています。初期型PS5のために検討していた当時、半導体はもっともっと高密度化して性能が上がっていくのは予見できていたので、液体金属の技術はより重要になると考えていました。現在、そのとおりになって、PS5 Proでも欠かせない技術です。
とあるように、液体金属漏れを防止する構造自体は初期型から変わっていないと言及されています。
変更されたのはより効率的な冷却を可能とする為、熱伝導体である液体金属に触れるヒートシンク側に細かい溝を追加したという所ですね。
実際、
[iFixit: PlayStation 5の分解]

これが初期型PS5の液体金属絶縁(封止)周りで、

こちらがPS5Proのそれ。
写真で見ても基本構造に変わりがないことが分かると思います。
何でこうPS絡みだとデマが定期的に流されますかね…そういえばこのデマに乗っかってた日本の修理業者とかあの後何か言ったのでしょうか、大分影が薄くなった気がしますけど。

・PlayStation 5 Pro(CFI-7000B01) (Amazon)
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まあチャンネル自体BLしたからその後は知らん