
そもそもZeniMax(Bethesda)やActivision Blizzardを買収しXbox独占にして大勝利、という計画自体が2020年代半ばにもゲーパス加入者数1億人超を実現して~みたいな皮算用だったので、目標に遠く及ばずPSプラットフォームのサードに降っている現状では負けを認めるほかにないのでしょうけど。
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[Variety: Microsoft Gaming Chief Phil Spencer on ‘A Minecraft Movie’ Gamble, ‘Fallout’ Season 2 and Mixing Hollywood Pursuits With Xbox Biz Priorities]
Microsoft Gaming CEO…当然ながらXbox関連のトップも務めているPhil Spencer氏へのインタビューですが。
映画Minecraftの話から入っているのは取材メディアの特性故ですかね。
ゲームIPのマルチメディア展開については省略するとして、任ッ2については
“任ッ1をサポートしてきたので任ッ2もサポートしていきたいと考えている。任天堂は素晴らしいパートナーです”
等とコメント、一部PSブロック権なタイトルを融通し合ったりしていた事はありますけど、あれってサポートしてきた内に入るんですかね…
そしてタイトルでも取り上げたXbox Game Passについての見解を求められた際の話に移りますが、
“私は常にゲーパスをゲームがしたい人にとって選択肢の一つに過ぎないと考えています”
“ゲーパスがユーザーにとって唯一のプレイ方法である必要は無く、ゲーパス加入者が皆ゲームを買ってくれるならビジネスにとっても良い事だ”
“年に1-2本のゲームしかプレイしない人にとってゲーパスは適切なビジネスモデルではないでしょう”
とコメント、合間合間にXboxがプラットフォームとして成長する為の~的な話をしてはいますが、従来の方向性が“人類皆ゲーパスに加入するからMSファーストタイトル全部初日からゲーパスに突っ込みます”戦略から転換した事は明らかですね。
ゲーパス加入者はゲーパスのソフトばっかりやってないでもうちょっとゲーム買ってよ的な事を言い出す辺り、MSのゲーム事業全部Xboxみたいな寝言は置いておくとゲーム機としてのXboxプラットフォームの実状はかなり厳しいのではないでしょうか。
更なるゲーパス加入料金の値上げがある事は予想していましたが、より早い時期にされる可能性もありそうですね。

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