
何なら第3四半期単独で任天堂の3四半期累計期間に倍近い差を付けていますからね…
スポンサーリンク
ソニーグループの決算については前記事、MSと任天堂については
[当ブログ: [決算]Microsoftが2025年6月期第2四半期決算を発表、全体としては増収増益もゲーム(Xbox)事業は減収、特にゲーム機は三割減と酷い結果に
/ [決算]任天堂、2025年3月期第3四半期決算は大幅減収減益。Nintendo Switchのハード・ソフト共に予想を下回り2期連続で通期予想を下方修正]
で取り上げましたが…
[ソニーグループ: 2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) / 決算説明会資料 / 補足資料](pdf)
[任天堂: 2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料 / 通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ](pdf)
取り敢えず売上高の比較ですかね、MSはゲーム事業単独の営業利益を明らかにしていませんし。


ソニーグループのゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野…SIEが管掌するPlayStationプラットフォームの業績はというと第3四半期単独で売上高1兆6823億円の営業利益1181億円、3四半期累計期間だと売上高3兆6188億円、営業利益3221億円となります。
未だにたまにスマスマ鳴くニシくんが沸いてくる事があるので一応書いておきますが、SME傘下のアニプレックスがパブリッシングしているスマゲ(FGOとか)に関しては音楽分野に計上されていますよ。
そしてMSのゲーム(Xbox)事業の同期間(2025年6月期第2四半期)はというと、詳細が明らかになっていないので推測混じりとなりますが全体が65.81億ドル、コンテンツ&サービスが55.7億ドル、ハードウェアが10.11億ドルになると推定されているとのこと。
ソニーグループが公開している期中平均レートは1ドル152.2円との事なので、MSのXbox事業の売上高を日本円に換算すると売上高1兆とんで16億円、コンテンツ&サービス売上高が8478億円、ハードが1539億円程度という事になりますか。

そしてSIEのPS事業の売上高はハードウェアが5848.06億円と圧倒的大差を付けて勝利。
多分MSの方は周辺機器込みだと思うので、SIE側にもそれを合わせると7212.81億円となり、比べるのも可哀想ですね?
コンテンツ&ネットワークサービスに関しても、SIEのPSプラットフォームは9610.5億円とAB買収で嵩増しされたMSのそれを上回っています。
MS側はゲーパス付け替えで見かけ膨らませてこれですからね…そりゃPSサードにも降るというものでしょうか。
ということで次に任天堂なんですけど…

デジタル売上高とその比率、ハードウェア売上高比率から逆算すると第3四半期単独はゲーム専用機の売上高は全体が3159億円、ソフト(+コンテンツ+ネットワークサービス)が1526億円といった所ですか…
年末商戦期に売上が集中するんだけ堂にしてはSIEのPSプラットフォームに圧倒的大差を付けられていますね。

3四半期累計期間のゲーム専用機売上高も8955.23億円と、SIEのPSプラットフォームと比して1/4程度でしかありませんし。
そしてソフトウェア売上高(任天堂基準では追加コンテンツとネットワークサービス含む)の比較だと任天堂が約4820億円なのに対してSIEのPSプラットフォームは約2兆3800億円と、5倍弱もの差を付ける結果になっています。
ちなみにデジタル売上高比率は任天堂が第3四半期単独で43.4%としているのに対してPSプラットフォームは95%を超えています。
聖典ファミ通ランキングだけを見てこの世のソフト販売が全部分かったつもりになるのが如何に愚かな振る舞いか、いい加減ニシくんも理解した方が良いんじゃないですかね、ニシくんは。
この調子で現実(現実)とゲハの現実(※妄想)のギャップが広がっていくとニシくんがバラバラになってしまいそうですし。

・2/28 PlayStation 5 デジタル・エディション "モンスターハンターワイルズ" 同梱版(CFIJ-10026) (Amazon)
.