
海外版はこの辺りから任ッチ前提でデザインされたタイトルが増えてきますから、更に目減りしてい可能性が高そうですね。
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[日本ファルコム: 2025年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)](pdf)
日本ファルコムの第1四半期決算は売上高が前年同期比46.1%減の3.74億円、営業利益が80.1%減の0.88億円、経常利益が72.8%減の1.17億円、純利益が72.9%減の0.81億円と大幅減収減益。
それでも営業利益率は二割を超えていますが…前年同期にライセンス関連で大きな収入があったから、といっても前々期同時期の営業利益が1.72億円ですから、やはり低水準である事は間違いないと言えそうです。
その他、ファルコムにしては珍しく営業利益と経常利益に差がありますが、これはほぼ全て為替差益と言って差し支えありません…が、それで縮まった前期との差は7%程度なのでそう大きな物ではありませんけど。
事業別の成績については、
当第1四半期累計期間の製品部門におきましては、シリーズ累計800万本を超える当社代表作の1つ「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説界( かい) の軌跡-Farewell, O Zemuria-( フェアウェルオーゼムリア)」をPlayStation5/PlayStation4向けに販売したほか、当社IPを活用したグッズ制作販売を展開しております。
また、音楽アルバム「英雄伝説界の軌跡-Farewell, O Zemuria- オリジナルサウンドトラック」を2025年1月に発売しました。その他、Nintendo Switch向けタイトル、複数の移植タイトル、アクションRPG「イースⅩ -Proud NORDICS-(プラウドノーディクス)」の発売を予定しております。そして、累計販売数800万本を超える「軌跡」シリーズ最新作「空(そら)の軌跡the 1st(ザ・ファースト)」を鋭意制作中です。
その結果、製品部門の当第1四半期累計期間の売上高は95百万円(前年同期比50.9%増)となりました。
国内フィジカル版とその他サウンドトラックなどの関連製品が含まれる製品部門は前年同期比で1.5倍となる売上高を計上。
大分萎んできた感がありますが、軌跡シリーズは未だにそこそこ強いという事ですかね。
ライセンス部門におきましては、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch/PC・Steam向けに「イース Ⅹ-NORDICS-」繁体字中国語版及び韓国語版、「英雄伝説創(はじまり)の軌跡」英語版、PlayStation4/Nintendo Switch/PC・Steam向けに「英雄伝説零(ぜろ)の軌跡」英語版、「英雄伝説碧(あお)の軌跡」英語版などを販売しました。そのほか、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売や、「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」「イースⅨ-Monstrum NOX-」「英雄伝説閃(せん)の軌跡Ⅲ」「英雄伝説閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-」「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」の英語版なども引き続き展開しております。
また、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch/PC・Steam向け「イースⅩ-NORDICS-」英仏語版を2024年10月に、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch向け「イース・メモワール-フェルガナの誓い-」英語版、PC・Steam向け「英雄伝説界の軌跡-Farewell, O Zemuria-」繁体字簡体字中国語版及び韓国語版を2025年1月に発売したほか、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch/PC・Steam向け「英雄伝説黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-」英語版を2025年2月に、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch/PC向け「イースvs.空の軌跡オルタナティブ・サーガ」英語版を2025年に発売予定です。なお、「空の軌跡the 1st」について、PlayStation5/Nintendo Switch/PC・Steam向けに2025年の全世界同時発売を予定しております。
その結果、ライセンス部門の当第1四半期累計期間の売上高は278百万円(前年同期比55.8%減)となりました。
海外向けのローカライズとパブリッシング、ライセンスアウトに加えて何故か国内デジタル版が含まれているライセンス部門は「イースX」の欧米版などをようやく売り出したにも関わらず大幅減収。
というか欧米でイースXを出した2ヶ月後に完全版を発表するのは如何な物か。
DQXIもPS4版がそれなりに売れたのに直後任ッチ版を完全版みたいに出して顰蹙を買っていましたが。
今後の課題としては任天堂ハードに足を引っ張られての品質低下でどの程度客が離れるか、あるいはそれを防げるかという事になりますかね。
当然規模など諸々で任天堂にすら及ばぬ程度のソフトしか作れないようなら、PS5或いはそれ以降のゲーム機で積極的にタイトルを選ぶ理由が殆ど消えるわけで。
それ以外の部分で、といってもむしろそっちの方も大分グダグダに見えますしね。
NISAのローカライズ遅延工作と任天堂様のサードクラッシャーぶりがボディブローのように効いてくる事になるのでしょうか。
任天堂Sugeeeee。

・PS5 英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria- 通常版 (Amazon)
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軌跡はシナリオが気になる古参ファンが付いてきてくれるだろうけど、どこまで我慢してくれるかな?