
PSプラットフォームに関しては元々かなりデジタル化が進んでいる訳ですが、ここに来て急減速した背景には未だにソフト販売の大部分をフィジカル版に頼っている任天堂ハードの衰退がありそうです。
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[Bluesky: Mat Piscatella @matpiscatella.bsky.social / Tree]
The rate of decline in US physical video game software spending accelerated in 2024.
Spending on physical video game software in the US has been cut in more than half since 2021 and is now more than 85% below its 2008 peak.
We'll see if Switch 2 can help slow/reverse this trend in 2025.
...and here's total US video game market spending from 2019-2024 including hardware, accessories and all content. Source: Circana Games Market Dynamics.
単位を書き忘れたと書いていますが、上の図の左軸は10億ドルとなっています。
2008年のピーク時は120億ドル弱だったフィジカル版ソフトウェアですが、2014年には60億ドルを割り込み半減、その後はやや低下するペースが鈍化するもここ数年は顕著に低下し、40億ドル弱だった2019年と比べ2024年は20億ドル弱まで減少と。
この増加及び減少ペースの鈍化、大体任天堂ハードがパッと売れた時の物で、その後売れなくなったときに減少が進んでいるんじゃないですかね。
2008年のピークに関してはその時点だとPS3も完全にデジタル対応とまでは行かなかった気もしますが、その後WiiUが即死した2012年末~2013年、PS4が登場した2013年末~と増加には転じていませんし。
また、市場全体の売上高増減を見れば分かるのですが、ゲームコンテンツに関しては2020-2024年にかけて多少の増減はあれども500億ドル前後で安定しているんですよね。
これについてはスマ分も大きそうですが、ともあれフィジカル版が米ゲーム市場のゲームコンテンツ売上高に占める割合は5%足らずである事が分かります。
そのフィジカル版に未だゲームコンテンツ売上高の半分程度を依存している堂…
あと、2020年に本格的に始まったSARS-CoV-2のパンデミックに伴う外出制限と巣籠もり需要の反動でゲーム関連の売上高はやや減少すると見られていた所もありますが、2024年は前年比でゲームコンテンツ売上高は横這いとなかなかよく踏みとどまっていますね。
ちなみにここでゲーム機において貢献しているのがPS5ですよ。
とか本来なら言う必要が無さそうな話ですけど、ニシくんや絶滅危惧種のXbox族が全力で現実(現実)から逃げている最中なので一応。
あとCircanaのPiscatellaアナリスト、“任ッ2の登場でフィジカル版ソフトウェア売上高の減少に歯止めがかかる、あるいは増加に転ずるかに注目”って。
任天堂様がPS4世代程度のデジタル対応ハードを出すとは微塵も思っていませんねこれ…ストレージが相変わらず碌に積まれていないという情報でも掴んでいるのでしょうか。
任天堂Sugeeeee。

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ゲームもレゲー復刻物以外はデジタルになったな