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 一応CoDBO6は悪評紛々だった前年度版よりは微増しているんですけどね、PS5版のお陰で。

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[GamesIndustry.biz: European video game sales jumped 12% in October on the back of blockbuster launches | European Monthly Charts]

 欧GSDの集計になる2024年10月の欧州販売集計、ソフトはフィジカル版+デジタル版の合算ですが、1850万本が販売されこれは前年同月比で12.4%増と好調な販売を記録しているようです。

 首位は順当に「Call of Duty: Black Ops 6」が取っています。
 が、最初の2週間における販売台数は前年のCoDMW3と比べれば5%増となった物の、一昨年のCoDMW2比では28%減という結果に。
 これは勿論即効性ゲーパス毒のお陰と目されており、XboxとPCの各プラットフォームで明白な売上減少を記録。
 一方PS版はCoDMW3比で26%増、MW2比では2%増となっており、PSプラットフォームがシリーズにとっての生命線でもありますね。
 …というと箱ニシ辺りがゲーパスの売上が伸びれば良いんだよとか言い出す訳ですが、良くないからXboxがこんな惨状になっているんでしょうに。
 タイトル個別の売上が減ったら開発の首が切られる悪循環に陥るんですよね、あっちのやり方だと。

 2位は「EA Sports FC 25」で、前年同期間における前年度版と比して2%減と微減。
 昨年の同時期は欧州選手権の予選で盛り上がっていた頃なので、こちらも悪くない数字ですね。

 そして3位には「ドラゴンボール Sparking! ZERO」が入る健闘ぶり。
 従来最速販売記録を有していたDB原作タイトルである「ドラゴンボールZ KAKAROT」(2020年)の倍以上の初動を記録したとのこと。

 5位には「スーパーマリオパーティ ジャンボリー」がランクイン。
 2021年の「~スーパースターズ」比で6%減の初動という結果に終わったそうです。

 6位に「サイレントヒル2」(リメイク)がランクイン。
 これはバイオRE:4比で57%減、「Dead Space」(リメイク)比では31%減の初動となったそうですが、KONAMIのほぼ外注丸投げ“リメイク”にしては売れているんじゃないですかね。

 「Dragon Age: The Vailguard」は7位スタート。
 初週のみでのランクインですが、初週販売本数は「ドラゴンズドグマ2」よりも18%低く、「Final Fantasy VII リバース」比では21%弱低い出足とのこと。

 「メタファー:リファンタジオ」はTop10圏外(ジャストアウトサイド、とあるので11位?)。
 2019年の「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」の初動と比べ4週で32%低いというやや弱めのスタートとなっているようです。
 やっぱりXbox独占マーケティングとかやらない方がましだったんじゃないですかね?

 「ソニック×シャドウ ジェネレーションズ」は16位にランクイン。
 昨年の「ソニックスーパースターズ」比では初動が倍増となるも、3Dソニック同士の比較だと2022年の「ソニックフロンティア」比で42%減と割とひどい。

European GSD October 2024 Top 10 (Digital + Physical)

Position   Title
1          Call of Duty: Black Ops 6 (Activision Blizzard)
2          EA Sports FC 25 (EA)
3          Dragon Ball: Sparkling! Zero (Bandai Namco)
4          Hogwarts Legacy (Warner Bros)
5          Super Mario Party Jamboree (Nintendo)*
6          Silent Hill 2 (Konami)
7          Dragon Age: The Veilguard (EA)
8          Grand Theft Auto 5 (Rockstar)
9          The Legend of Zelda: Echoes of Wisdom (Nintendo)*
10         Undisputed (Plaion) 

 *の注釈が忘れられている気がしますが、これは“デジタル版を含まず”という事ですね。

 任ソフト以外全部PS5対応かつ任ッチ非対応…
 名目上はFC25とホグレガが任ッチ版もあるという事になっていますけど。


 ゲーム機は42.2万台が販売され、これは前年同月比で26%減。(英独は集計外)

 首位はPS5ですが前年同月比29%減、任ッチは10%減でXSX|Sは49%減という結果に。
 減少幅だけ見ると任ッチが一番少なくなっていますが、そもそも前年同月のPS5は一昨年の同月と比べ2.4倍くらいになっていますからね。
 推定販売台数は引き続きPS5が任ッチにダブルスコア以上の差を付けており、一昨年からだと1/4程度にまで減っているXSX|Sとの差は十倍近くになっていると見込まれているようです。

 周辺機器は140万台が販売され、これは前年同月比13%減と。

 PS5関連は順調に普及が進んでいますね。

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