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 課題は色々とありますが(任天堂様への恩義ィ勢とか)、何とかなりそうですかね。

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[スクウェア・エニックスHD: 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明会資料](pdf)

 スクエニHDの第2四半期決算は、売上高が前年同期比8.4%減の1575.91億円、営業利益が22.1%増の211.76億円、経常利益が30.6%減の181.41億円、純利益が29.3%減の117.5億円とやや減収、営業増益、最終利益は減益という結果に。
 経常利益の減少分は大体為替関連(前年同期の為替差益が78.03億円だったのに対し今回は為替差損を41.54億円計上)ですね。

 ゲーム事業に関しては、

○デジタルエンタテインメント事業
 ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
 当中間連結会計期間は、HD(High-Definition)ゲームにおいて、「FINAL FANTASY XVI」、「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」等を発売した前年と比較して、新作タイトルからの売上が減少したことにより、前年同期比で減収となりました。一方で、開発費の償却負担や広告宣伝費が前年から減少したこと等により、営業損失が縮小となりました。
 MMO(多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)は、「ファイナルファンタジーXIV」の最新拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」発売により前年同期比で増収増益となりました。
 スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、既存タイトルの弱含み等に加え、前年にロイヤリティ収入の計上があったこと等より前年同期比で減収減益となりました。
 当事業における当中間連結会計期間の売上高は98,151百万円(前年同期比19.6%減)となり、営業利益は16,834百万円(前年同期比8.5%増)となりました。

 という事でHDゲーム(※買い切り型のタイトルを指しており、あまりHDじゃない任携帯機向け含む)は引き続き営業損失を出しており、スマブラも減収減益、なので増益はほぼFFXIVのお陰という事になりますか。

 他にはAM事業が増収増益、出版事業は横這い、ライツ・プロパティ事業は増収・大幅増益という結果に。

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 HDゲームは大幅減収するも営業損失は縮小、って今一パッとしないラインナップですね。

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 MMOはFFXIVの拡張パッケージ以外にDQXオンラインも大型アップデートを施したとされていますが、決算説明ではガンスルーされていますね。

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 スマブラは減収減益。
 既存タイトルの漸減は続いていくでしょうし、この調子で売上高が減ると来期は結構きつくなりそう?

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 地域別販売本数は欧米が比較的規模を維持していますね、フィジカル版の販売(出荷)本数は大分減っていますが。
 デジタル本数比率87.8%というのはFFXIV拡張の比率が高そうですが、大分デジタル頼みになっていますね。

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 出版事業は紙の売上高減に歯止めがかかった物の、デジタルの伸びも鈍化してきているか。

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 ライツ・プロパティ事業、自社グッズの販売は相変わらずFFやNieR頼みですね。
 1/3スケールの2Bフィギュア(スタチュー)って25万円するんですが、売れている辺り大した物です。

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