任ソフト以外の存在感が無いのは全世界で共通していますしね。
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[任天堂: 2025年3月期第2四半期 決算説明会兼経営方針説明会 プレゼンテーション資料](pdf)
今回は大分業績が悪化していたせいか、胡乱な話がダラダラ続いています。
その辺は取り敢えずカットするとして…
年間プレイユーザー数なるトンチキ指標をまだ続けているんだけ堂。
WiiUを最後に据置機から撤退した、…とはネットの旗色の都合で言えないため、引き続き据置機と携帯機を統合したという設定を主張する堂。
ヨドなど大型量販店にある任売り場は“販売店様と協力して作る任天堂らしい販売スペース”という事になっているようです。
やはりWINNER表示などは任天堂様が協力していた結果だったようですね。
さて、タイトルで取り上げたニシラインについてですが、会員数は3400万以上としつつ
・前年と⽐べるとオンライン対応タイトルによるけん引は⾒られず、会員数は減少しましたが、引き続き多くのお客様にサービスをご利⽤いただいています。
だそうですよ、PS+加入者が減ったからもう終わりとか主張していた任がどんな風に手の平をSwitchさせるかは…いつもの事なので大して驚きも無さそうですが。
後半部分についてはこれですね、デジタル売上高を示している訳ですが、この図表についての台本によると古川社長が
・いずれのカテゴリにおいても、Nintendo Switch発売以来、売上⾼が⼤きく増加しています。また、2024年3⽉期においては⻩⾊で⽰したカテゴリのうち、約半分をNintendo Switch Onlineが占めています。
と説明しているんですけど…
2152億円の約半分というなら約1076億円がニシラインの売上高という事になります。
で、昨日の決算記事でも出していたこちらのデジタル売上高とその比率、自社ソフト売上高比率なんですが。
任天堂の自社ソフト売上高比率というのは“ゲーム専用機のソフト売上高全体に占める自社ソフト売上高の割合”、つまりニシラインの売上高はサービスなので自社ソフトに含まれていません。
で、デジタル売上高から逆算したソフト売上高から1076億円を引くと残りは7755億円程度、一方自社ソフトの売上高は7171億円程度…
ここから導かれる本当の自社ソフト売上高比率は92.5%となる訳です。
幾ら任天堂自社のデジタル版ソフトがグロスで計上でサードはショバ代の三割しか計上していないといってみたところで超えられない壁があるんですよね。
任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり、というのが冗談でも何でもないことがよく分かります。
ところで同期間(2024年3月期)におけるソニーグループのゲーム&ネットワークサービス(SIEのPS関連事業)におけるネットワークサービス売上高は5455億円。
やっぱり大分懸絶していますね。
後は何だろう…
あっ、ニシくんが言うところの“その他ランド”における売上が増えたって任天堂様が自慢してますよ?
ついでに構造改革に成功したみたいな事も言っているんですけど、単にこの間ずーっと任ッチで代替わりしていないだけなんですよね。
世代交代を挟みつつも継続的に成長しているPSプラットフォームとの違いはそこにもあります。
あと任天堂様のESGへの取り組みでニシくんも大好きな多様性に言及されてますよDEIですよDEI。
手の平Switchここでもキメちゃいそうですね。
他にはソフトメーカー(サード)との関係アピール等もしていますが、大型タイトルで悉くハブられている現状でそれを言っても虚しいだけなので略。
任天堂Sugeeeee。
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WiiDS時代なら
「一家に一台」+「一人に一台」だったのにな