クアッドフォース▲▲▲▲再びですね。
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[任天堂: 2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料 / 通期業績予想の修正に関するお知らせ](pdf)
この他、第1四半期とは打って変わって為替差損を計上した旨のリリースも出ていますが…第3四半期はまた為替差益が云々となるんですかね。
任天堂の上期、2025年3月期第2四半期決算は売上高が前年同期比34.3%減の5232.99億円、営業利益が56.6%減の1215.13億円、経常利益が61.3%減の1471億円、純利益が59.9%減の1086.58億円と大幅減収減益。
これに伴い、通期業績予想も売上高が1.35兆円から1.28兆円に、営業利益は4000億円から3600億円へと下方修正されています。
とはいえ、これだけ下がってもなお営業利益率が二割を超えている訳ですが…
どれだけぼったくっているのでしょうか。
ところで決算短信の「連結業績予想に関する説明」なんですけど、
(3)連結業績予想に関する説明
当中間期までのNintendo Switchハードウェアおよびソフトウェアの販売状況はともに期初の想定を下回る結果となったものの、Nintendo Switchは発売から8年目に入っても多くのお客様に遊んでいただいています。引き続きハードウェアでは、Nintendo Switchの魅力をお伝えし続けることで、「一家に一台」から「一家に複数台」、さらには「一人に一台」の普及を目指します。また、より多くのお客様に、より長くNintendo Switchを遊んでいただけるように、継続してユニークな提案を行い、販売の最大化を目指します。ソフトウェアでは、10月に発売した『スーパーマリオパーティジャンボリー』に加えて、『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』(11月)、『ドンキーコングリターンズHD』(2025年1月)などの発売を予定しています。また、ソフトメーカー様からもバラエティに富んだタイトルの発売が予定されており、発売済みのタイトルに加えて新規タイトルなどを継続的に投入することで、プラットフォームの活性化に努めます。
なお、当中間期までの販売状況を反映し、Nintendo Switchハードウェアおよびソフトウェアの年間販売予想数量を見直すとともに、2024年5月7日公表の業績予想を修正しました。詳細については、本日(2024年11月5日)公表しました「通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
これ説明してます?
ニシくんも大好きな棚卸資産は前期末から半年で1560億円から2642億円まで増加。
これに関しては任ッチ後継機の部品在庫が増えている可能性が高そうですが。
為替差損は外国の資産から生じた物ですが、売上高に関しては+299億円の影響となっており、為替がなければ5000億円を割り込んでいた所でしたね。
ゲーム専用機に関しては4852億円と割り込んでいる訳ですが。
営業利益は大幅減となっていますが、こちらの為替影響は+53億円。
研究開発費は増えている物の広告宣伝費が大きく減少。
通期業績予想では任ッチのハード、ソフト共に下方修正。
デジタル売上高も減少するも、比率は相対的に向上。
なおニシくんが“任天堂様はソニーと会計基準が違うんだガー”とかほざいていますけど、違う事は違うのですが(任天堂は日本基準なのに対してソニーグループはIFRS)、
※ デジタル売上⾼の計上は原則として、⾃社ソフトウェアはグロスで計上(総額表⽰)し、他社ソフトウェアはネットで売上計上(純額表⽰)しています。他社ソフトウェアはソフトメーカー様等との契約に基づき当社が受け取る販売⼿数料を売上として認識し、計上しています。
決算説明資料にこう書かれているとおり、“グロスで計上”とやらをしているのは任天堂の方なんですよね。
順調に減っているゲーム専用機売上高。
ついでにモバイル・IP関連の売上も減っています。
…内訳を見ると、ニシくんが言うところの「その他ランド」における売上減少が顕著ですね。
日本からの貿易分が増えているのでしょうか。
デジタル売上高関連は売上高が大幅減、売上高比率がやや増、フィジカル版併売デジタルソフトの売上高比率が低下…これニシラインの分が大きいそうですね、あんなサービスでも何百億円分かにはなるのか。
自社ソフト売上高比率が低下していますが、これに関しては上述のニシライン分が“自社ソフト”に含まれていない事が大きそうです。
ハード・ソフト共に販売(出荷)台数・本数が大幅減。
ミリオンセラー自社タイトルとしてはゼルダのかりものが258万本…とされていますが、決算期末の発売だったのでほぼ先行して押し込まれた販売(出荷)分でしょうね。
聖典ファミ通ランキングにおけるゼルもん販売本数って10/6までに24.8万本だったのに、国内48万本となっていますし。
といった具合で、予想通りといえばそうなのですが任天堂が皮算用していたよりも売れていないみたいですね。
この調子で販売ペースが落ちていくと、在庫を捌かねばならないので任ッチ後継機の発売時期も後ろにズレていく可能性…?
少なくともこの調子と業績予想で今期中に発売するって事はなさそうですし。
追記:連結業績予想修正後の単位が誤っていたのを訂正しました、ご指摘ありがとうございます。
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