
SIEが運営型タイトルを多数リリースする見込みは大分後退した物と見て良さそうですね、結果としては金と開発資源の無駄になったという事になりますが。
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[SIE.Blog: PlayStation Studiosに関するお知らせ]
SIEのスタジオビジネスグループCEOを勤めるHermen Hulst氏の名義で送られた社内メールを公式ブログにて公開。
こういうのは社員から漏れる物なので、先んじて公開しておくのもありでしょうけど。
まずスマ向けに“AAAのモバイルアクションゲーム”を手がけていたNeon Kaiについては“PSStudiosとして相応しいクオリティと世界中のプレイヤーに広がる可能性を持つタイトルに焦点を絞る必要がある”という理由から、制作中のタイトルを中止とすると共にスタジオの閉鎖を決定した、と。
要はあまり売れる見込みがなさそうなタイトルになってしまった、という話でしょうね。
また、「Concord」が即サービス停止、返金に追い込まれたFirewalk Studiosについてはゲーム的に優れた側面もあった物の、色々検討した結果これから多大な資金と期間をかけて作り直すよりはゲームの制作を中止し、スタジオを閉鎖することが“最善の道であると判断”したとされています。
PVPシューターは競争が激しく「Concord」は目標を達成できなかったものの、今後はその教訓を活かして引き続き運営型タイトルの領域に取り組んでいくとされていますが、他のタイトルの制作も進んでいるんですかね。
今回のスタジオ閉鎖により影響が出る人員については“可能な限り”SIEの他部署に再配属できるよう取り組んでいる…というのですが、その多くは職を失うこととなりそうです。
このところはどうも欧米のスタジオがグダグダになっているパターンが多い気がしますけど、DEIがどうのとかいう話よりもっと根本的な所に問題があるんですかね。
その分国内のスタジオにとってはチャンスでもありそうですが、今一機会を掴めたところが少ない感があります。
任天堂様が全力で足を引っ張ってなきゃもっと良かったんでしょうけど。

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