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 第4四半期に発売が予定されているMHワイルズに全てが掛かっている状況ですが。

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[カプコン: 2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算カンファレンスコール資料](pdf)

 カプコンの2025年3月期第2四半期決算は売上高が前年同期比24.7%減の564.02億円、営業利益が38.7%減の207.26億円、純利益が39.6%減の152.75億円と大幅減収減益を記録。

① デジタルコンテンツ事業

 当事業におきましては、7月に完全新作『祇(くにつがみ) :Path of the Goddess』(Xbox Series X|S、Xbox One、プレイステーション5、プレイステーション4、パソコン用)を発売し、高い評価を得ました。
 加えて、9月に『逆転検事1&2 御剣セレクション』(Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)、『デッドライジングデラックスリマスター』(プレイステーション5、Xbox Series X|S、パソコン用)、『MARVEL vs. CAPCOM ファイティングコレクション:アーケードクラシックス』(Nintendo Switch、プレイステーション4、パソコン用)を発売し、シリーズファンを中心とした根強い支持を集めました。

 また、リピートタイトルにおいては、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』および『モンスターハンターライズ』が続伸し、「モンスターハンター」シリーズの全世界での累計販売本数が1億本を突破するなど、2025年2月発売のシリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』に向けたシリーズタイトルのブランド価値向上に寄与しました。
 そのほか、積極的なプロモーションによるIPの認知拡大と新たなファン層の獲得を図る施策等を行い、『バイオハザードRE:4』および『ドラゴンズドグマ2』などシリーズタイトルを中心に販売しました。
 加えて、前期発売の主力シリーズの大型新作タイトル『ストリートファイター6』について、引き続きeスポーツ展開との連携強化によるブランド認知とユーザー数の拡大を推し進めました。

 この結果、当中間連結会計期間の販売本数は、『ストリートファイター6』等を発売した前年同期と比較し減少しましたが、リピートタイトルの販売本数が前年同期を上回ったことにより収益を押し上げ、年間計画達成に向け、計画どおりの進捗となりました。

 モバイルコンテンツにおいては、前期に配信を開始した『モンスターハンターNow』が累計1,500万ダウンロードを突破するなど、引き続き多くのユーザーの人気を集め、ブランド浸透と価値向上に寄与しました。
 加えて、6月にグローバルで配信開始した『モンスターハンターパズルアイルーアイランド』(iOS、Android用)が、100万ダウンロードを達成しました。

 また、8月にドイツで開催された「gamescom 2024」の欧州最大級のゲームアワード「gamescom award 2024」において、『モンスターハンターワイルズ』が最多受賞の4冠を達成しました。
 さらに、9月に開催された「東京ゲームショウ2024」において、今後発売予定のタイトル試遊などを中心とした当社出展ブースが活況を呈しました。
 加えて、同期間中に発表された「日本ゲーム大賞2024」において、『ストリートファイター6』が年間作品部門で「優秀賞」および「特別賞」、『ドラゴンズドグマ2』が「優秀賞」を受賞するとともに、フューチャー部門で『モンスターハンターワイルズ』が選出され、今後のタイトル販売に弾みをつけました。

 この結果、売上高は397億75百万円(前年同期比35.1%減)、営業利益は206億40百万円(前年同期比40.2%減)となりました。

 ちょっと文字がぎゅうぎゅう詰めだったので改行を追加しています。
 一応第2四半期には新作も発売された訳ですが…やっぱり初日ゲーパス堕ちじゃ駄目でしたね。

 この他AM施設、AM機器(ほぼパチ)、その他は増収しているのですが、ギリギリだったAM施設の営業利益は改善されている物のAM機器はやや減益に。
 “その他”はSF6のeスポォ大会やライセンス関連が含まれているのですが、何故か営業利益率が50%近くと結構儲かっているようです。
 といってもその殆どはキャラクタービジネスで、eスポォ自体は赤字みたいですが。


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 コンシューマゲームのデジタル売上高比率は前期比で大きく上がり九割近くに。
 一方で販売本数比率はというとフィジカル版が6.3%となっている訳ですが。
 通常はデジタル版の方が利幅が大きいため、本数比率より売上高比率の方がデジタルの割合が大きくなるはずなのですが、カプコンの場合は逆なんですよね。
 それだけセールで本数を稼いでいるという事ですが。

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 タイトル別では引き続きMHWの方がモン半ライスよりも売れているという状況。
 他にはバイオRE:4が83.2万本を販売して累計800万本、SF6が83.1万本を販売して累計410万本を突破、バイオ村も累計1000万本を超えていますね。


 あまりにもMHワイルズ偏重が過ぎる計画ですが、それだけ期待が大きいという事でもあり…
 PS5世代のタイトルが大成功を収めると(任天堂様にとって)極めて都合が悪いと考えるニシ団からのネガキャンも激化しそうですね。

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