63689KoeTecHD
 今期は後半…というかほぼ第4四半期に集中してるっぽいので仕方ない所もありますが。

スポンサーリンク


[コーエーテクモHD: 令和7年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明会資料](pdf)

 コーエーテクモHDの第2四半期決算は、売上高が前年同期比11.4%減の351.97億円、営業利益が23.1%減の106.51億円、経常利益が9.5%減の210億円、純利益が4.9%減の159.75億円と減収減益。

エンタテインメント事業 売上高327億61百万円 セグメント利益103億71百万円
 「シブサワ・コウ」ブランドでは、『三國志覇道』が配信4周年を記念したキャンペーンを開催しました。
 「ω-Force」ブランドでは、シリーズ最新作のタクティカルアクション『真・三國無双ORIGINS』が1月に発売予定であることを発表しました。
 「Team NINJA」ブランドでは、前期末に発売した『Rise of the Ronin』(※1)のリピート販売に注力しました。
 「ガスト」ブランドでは、『FAIRY TAIL2』が12月に、『ユミアのアトリエ~追憶の錬金術士と幻創の地~』(Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows(Steam)用)が3月に発売予定であることを発表しました。『レスレリアーナのアトリエ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』では配信1周年を記念したイベントを実施しました。
 「midas」ブランドでは、位置情報ゲーム『信長の野望出陣』において、1周年記念キャンペーンを実施しました。
 「ルビーパーティー」ブランドでは、1月にネオロマンス30周年を記念したイベント『ネオロマンス30th Anniversary ~アンジェリーク&遙かなる時空の中で~』の開催を予定しています。
 「AAAスタジオ」では、新規タイトルの開発に注力しています。
 IP事業においては、当社がIPを許諾している『三国志・戦略版』(国内では『三國志真戦』)が引き続き収益に貢献しました。
※1 発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント社

 主力のゲーム事業はこんな感じで、引き続き利益率は高いのですがこれといったタイトルの発売が無かった。
 あとユミアのアトリエの優先マーケは任ッチですね、そりゃ顎も尖るか…

63689KoeTecHD1
 期初予想と比べ、売上高は減っている物の利益は予想を上回る結果に。
 リピート販売が計画を上回ったとしていますね。
 一方でスマゲは売上未達と。

63689KoeTecHD2
 地域別売上高の比率は前年同期とほぼ変わらず。
 ちなみに多分受託タイトルの売上高は国内に割り振られているので、本数との比率が大分変わってきています。

63689KoeTecHD3
 売上高はゲーム機向けの買い切りもスマゲも減収。
 ちなみに昨年の前半はフルゲームが「Fate/Samurai Remnant」「信長の野望・新生 with パワーアップキット」「マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~」を発売、スマゲが「信長の野望 出陣」「レスレリアーナのアトリエ」「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」のサービスが開始と。

63689KoeTecHD4
 本数に関しては全体では二割あまり減少しているのですが、国内の方に減少比率が偏っていますね。
 旧作のリピートはタイトルでも書いた通り「Rise of the Ronin」が中心となっており、その影響も大きいのかデジタル本数比率は八割近くにまで上がっているようです。

63689KoeTecHD5
63689KoeTecHD5b
 コエテクは毎期200万本タイトルを発売する事を目標としているわけですが、大型タイトルとして位置づけられているのは今期は「真・三國無双 ORIGINS」のみとなりそうですね。
 今期はミドルクラスで未発表のタイトルがまだ数本あるという事ですが、どうせまたウイポとかその辺だろうと思っています。

63689KoeTecHD6
63689KoeTecHD6b
 何かコロプラの売上ミルフィーユみたいな図表が出てきた…そう皮算用が上手く行けばみんな苦労していないと思いますが。


 といった所ですね、コエテクHDの決算というと営業外収益が話題になりがちですが、本業で利益も出ていますし短期的にどうこうとはならなさそうです。
 一部のスタジオが任天毒に侵されていそうなのが不安要素ではありますが、AAAスタジオを新設したりと技術面でも頑張ろうという気概はある方ですし。

 そういえばここまでニシくん向けの事を書いてませんでしたね。
 ニシくんって“PS5ソフトは売れない、売れていない”って設定で頑張っていますけど(※そのソースはフィジカル版のみ集計の聖典ファミ通ランキング)、コーエーテクモの前半期を支えたのは前期発売のPS5専用タイトル「Rise of the Ronin」だった訳ですけどねえ今どんな気分?
 PSプラ向けタイトルが中心になるとデジタル本数比率も上がる物ですね、八割近くって。
 もうその聖典、役に立たないから代わりになる物を探してみてはどうでしょう。
 そうすると任天堂様が勝っている事に出来なくなるから無理ですか、そうですか。

真・三國無双 ORIGINS 【早期購入特典】初期作品サウンドトラックBOX(デジタル版) 同梱
・PS5 1/17 真・三國無双 ORIGINS 【早期購入特典】初期作品サウンドトラックBOX(デジタル版) 同梱
(Amazon)
 .