
根本的にはファルコムの方針がブレブレだからグダグダになるのでしょうが、何だかあんまり喋らない方が良さそうな感じになってきましたね。
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[Rice Digital: Nihon Falcom President Toshihiro Kondo talks Ys X, Trails through Daybreak 2, and Falcom's plans for the future]
この日本ファルコムの近藤季洋社長インタビュー…イースXがようやく欧米で発売されるに当たって、日本一ソフトウェアアメリカヨーロッパがセッティングした物であることは念頭に置くべき所ですけど、何というか色々アレなんですよね。
“イースXの特筆すべき目標は任ッチに出す事”
“任ッチのユーザベースはPSやPCより若く女性も多いので新たなファン層にアピールするにはどうすれば良いかと考えた”
後述しますがこの皮算用…
“PlayStation等他のプラットフォームに比べ任ッチは性能的に出来ない事はあるがこの制限下で何が出来るかを考えた”
“アドルとカージャ二人のアイデアはそこから生まれた、ターゲットプラットフォームの変更が無ければ新しい物は思いつけなかったので良い経験になった”
任ッチの性能が低すぎて切り替えられるキャラを減らしたのは新しい挑戦らしいです。
(これ以降のイースXと黎の軌跡のゲーム内容についての話は略)
“日本のゲーム市場は低迷している、20年前のようなJRPGが大幅に減少している”
“JRPG作りを続けてJRPG市場に少しでも活気を取り戻すにはどうすれば良いか考えている”
“軌跡シリーズだけでなく新規タイトルにも挑戦する”
“(国内)PC市場はパンデミック以降拡大してると思う、ソースは採用面接に来た人と息子”
“Steam Deckは国内ではあまり売れてない”
“PCはスペックが各々違うのでSteam Deckが普及すれば参入障壁が低くなると思う”
“PS5もスペックが固定されており、PS5ソフトを買えば動く、日本のソニーはこれをPR出来ていないのが問題、これを見たらソニーは怒るかも(笑)”
“PS5の値上げは新たなユーザー獲得の障壁となる可能性があると思う。一方でハイスペックを求めるプレーヤーがMHワイルズを見てPS5Proへの印象を改めたので、考えを改める必要があるかもしれない”
“ハイスペック機を持つゲーマーとカジュアルゲーマーに二極化された環境ではどこ向けにゲームを開発、発売すべきかが悩ましい所”
“軌跡シリーズはフレームレートやグラフィックを求めるファンが多いためPSプラで先に発売された”
“イースXを任ッチで購入した人の多くは基本イースファンだった”
“軌跡シリーズを任ッチでも出したいと思ってはいるが実現が難しい事もある”
“新規ゲームエンジンでマルチプラットフォーム開発はしやすくなったが、PSプラ寄りのゲームを作る場合(任天堂比で)非常に高い性能が任ッチ向けにデマスターする際の問題になる”
“新規IPについてはイースシリーズと軌跡シリーズのチームが集まって何が出来るかを検討している”
“イースシリーズと軌跡シリーズも続けないといけないのでどこでリソースを割くかが難しい判断となる”
…みたいな感じですね。
[当ブログ: [任三歩]ニシくんが“「イースX」の販売本数比率がPS5/NSw/PS4で5:3:2”という再放送ネタでまたもSwitch入ってる]
最近はこれを取り上げましたが(元ネタ自体は株主総会なので昨年末頃のもの)、任ッチ前提で作って三割。
おまけに上記インタビューからすると新規ファン層の開拓にも失敗しているという。
ニシくんが必死で持ち上げていますけど、実のところ評判もあまりよろしくありませんし…実際PSストア評価もVIIIより低いX。
ゲーミングPCの話については…個人の感想で話をされても何とも、というのはありますね。
次の記事でも取り上げる「サイレントヒル2」(リメイク)なんてSteam版の比率が低い上に日本語レビュー比率も1%くらいですし。
PS5の値上げが参入障壁になるかも、というんだったらゲーミングPCでゲームをするのは城壁みたいな物でしょう。
何にせよ、低性能な方…しかも只の低性能じゃ無くて弩級の低性能、ド力スイッチに合わせてゲームデザインしようという考え方は破滅的なので、本格的にそっちに舵を切っちゃったらヤバい事になるでしょうね。
実際に任ッチに突っ込んじゃったファルコムタイトルの欧米パブ担当NISAとかIFとか、元から高いとは言えなかったクオリティが底辺機に合わさっちゃっていますし。
任天堂Sugeeeee。

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