バンナムというとバンナムですが、バンダイナムコエンターテインメント(BNEI)が色々余計なことをしているパターンが多そうですね。
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[PSストア: 鉄拳8 GENMAJI TEMPLE]
10/1に何かステージ単独の有料DLCが発売された…(550円)
という事でどういうことなのかとコミュニティの間で問題になったようなのですが、これについて原田勝弘プロデューサー/ディレクターが説明する事に。
[旧tter: Katsuhiro Harada @Harada_TEKKEN]
(以前来歴を解説した時ほどではない物のかなりの長文なので英文部略、そのまんま流し込まれると読みづらい気がするので字下げと段落に改行を挟んでいます)
今回のステージDLCのリリースについて、ファンコミュニティから疑問を呈されている事を理解しています。
TEKKENフランチャイズを統括している者として申し訳ないです。
Year 1 Passにはステージが含まれない事は当初から明示されていたものの、仮にそうであったとしても、リディアのDLCがリリースされた際の専用ステージは無料での配信でしたし、今回で言えば、本来最も大きく開発コストも重いはずの追加ストーリーモードやその他のモード追加は無料配信なのに、Genmajiステージだけは別売りになっています。結果としてみなさんの理解や納得感が薄いリリースになってしまいました(少なくともファンコミュニティはLidia の時のようなパターンだと期待したと思います)。
これには様々事情はありますが、ある程度透明性を高めるために私個人視点での裏事情をお話しします。
我々鉄拳プロジェクトはゲーム開発スタジオの会社と、ゲーム販売を担うパブリッシャーの会社にという形で、会社がそれぞれ分離しています(鉄拳7の開発~発売までは分離していませんでした)。
一部の方はご存じだと思いますが、私は数年前からパブリッシャー側ではなく、開発スタジオ側に異動し、コンテンツのクオリティを最大化する事ばかりに力を注いでいました。
開発とパブリッシャーにはそれぞれの役務と責任があり、考え方が異なる部分も多々ありますが。
ですが、その双方の橋渡し役を唯一できるはずの私が、パブリッシャー側の販売手法なとの意思決定にきちんと関与できていませんでした。
その結果としてファンコミュニティに寄り添ったやり方になっていない部分が発生したのだと思います。
ですので、鉄拳7の頃とポリシーを変えたのではなく、本来なら私自身が所属する立場を超えて統括できるような組織体制づくりをすべきところを、それらがここに来て出来なかった事に起因すると考えています。
今後は、この体制を見直し、かつてのようにコミュニティとの向き合いを大切にした組織体制に変えていきたいと思います。
数年前まで原田氏はBNEI側で鉄拳シリーズ以外の仕事をしていたようなのですが…その辺で出てきたのがこれとかですね。
[当ブログ: [歪んだ情報]バンナム原田P“エルデんリングやAC立ち上げ時にデータで見ると今4割くらいPC、FTGは25-30%がPC“→任信者“ACVIは4割PC!!”]
これは全球におけるゲーム市場全体の話を(その時点では立ち上げ中だった)「ELDEN RING」や「ARMORED CORE VI」の話とニシ団が任天堂らしく情報を歪めた件についての記事ですが、要は数年前までは鉄拳以外にフロム・ソフトウェアとの協業についての仕事などもしていたという話ですね。
なので、鉄拳8の制作に専念するためグループ内の開発実務を担うバンダイナムコスタジオ(BNSI)に移ったものの、そこでパブリッシングを担うBNEIの独断でステージ単独の有料DLCが発売されるに至ったと。
ブループロトコルのガチャがどうのといった話もそういったBNEIの暴走から生じたものだったのでしょうか。
プラットフォームに力スハードを混ぜたりしてるのもBNEIなんでしょうけど…
その後実際に売り出した後のセールスでの失敗は現場が詰め腹を切らされる傾向にあるようですが、せめて品質を下げたり消費者との摩擦を生じさせたりはしないようにして欲しい所ですね。
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言ってしまえばただの背景、壁紙なのに