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 …というわけで、PS5本体の販売(出荷)台数が減少しても(それでも任ッチのそれよりは多いのですが)圧倒的な差をつけるという、プラットフォームビジネスとしての差を見せつけてしまったようですね。

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 前記事でも出しましたが、ソニーグループの2025年第1四半期決算がこちら、

[ソニーグループ: 2025年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) / 決算説明会資料 / 補足資料](pdf)
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 で任MSがこちら

[当ブログ: [決算]任天堂、2025年3月期第1四半期決算は売上高半減、営業利益が七割減で全項目が激減する△△△△決算に
 / [決算]Microsoftが2024年6月期第4四半期の決算を発表、全体としては増収増益もXbox事業はAB分を除くと減収、AB買収で800億円超の赤字も]

 MSはゲーム事業の細かな収支内訳を一切公開していないので闇の中なのですが、2024年6月期第4四半期の売上高はその増減からして推定50億ドル程度と見られています。
 で期中平均レートは1ドル155.6円だったとの事なので、日本円に換算して大凡7780億円。

 ソニーグループのゲーム&ネットワークサービス分野の売上高が8649億円なので、MSはZeniMax(Bethesda)とActivision Blizzardを買収して更にXbox Game Passに付け替えることで売上高を盛りに盛ってもなおSIEのPSプラットフォームに負けたという事ですね。
 プラットフォームビジネスでボロ負けした、その結果がMSのXbox関連ハードウェア売上高前年同期比42%減という結果に繋がっているのでしょうが。
 ちなみにSIEのゲーム機売上高も減ってはいますが、その減少幅は21.7%とMSの半分程度。
 Xboxのハードウェア売上高とか…これ周辺機器も入ってる?推定3.45億ドル、日本円換算で537億円程度と、仮に周辺機器込みなら4倍ぐらい差が付いてますし。

 というわけでMSに関しては終わり。


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 そして任天堂なんですけど、ゲーム専用機売上高は同期間において2290.77億円。
 タイトルでも書きましたけど、3.78倍もの差が付いてしまっています。

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 ちなみにハード売上高比率は40.2%なので920.9億円程度ですか。
 これに関してはXboxに勝ってるんですが、周辺機器込みなのでPSプラの半分足らずですね。

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 デジタル売上高は任天堂が807億円、デジタル売上高比率58.9%とする一方、SIEのPSプラットフォームは任天堂と基準を合わせるとデジタル売上高が6252.01億円、デジタル売上高比率が96.8%と比べるのも可哀想。
 フィジカル版を込みで比較しても任天堂が1370億円程度なので、ソフト売上高は4.71倍差。

 しかも任天堂プラットフォームはソフト売上高の内自社ソフト売上高比率が73.2%かつ恐らくそれにネットワークサービスは含まず、おまけに自社ソフトのデジタル売上高はグロスで計上している訳ですからね…実際には10倍差になんなんとする勢いなのではないでしょうか。

 という事で、PSプラが国内比率推定一割弱程度に対し任プラは1/4をやや超えているといっても、これだけ差が付いているのでは国内限定勝負ですらどうにもならないでしょうね。
 ニシくんも聖典ファミ通ランキングを此の世の全てだと思い込むのはいい加減やめた方が良いと思いますよ、このまま行くと現実(現実)に手痛いしっぺ返しを食らうことになるでしょうし。

メタファー:リファンタジオ
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