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 後は「Helldivers II」の12週間販売本数が1200万本と好調、といった話もありますね。

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[ソニーグループ: 2023年度 業績説明会 スピーチ原稿](pdf)

 上記pdfファイルは4MB強あります…が、動画広告も氾濫している現状からすると大した容量ではないとなるんですかね。

 ともあれ、決算説明会におけるゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野に関する言及ですが、まず第4四半期単独での営業利益1060億円が同分野市場最高の利益を出したことが明らかに。
 これは「Helldivers II」のヒットも手伝っているのでしょうが、サービスや追加コンテンツ売上高が占める割合が増える中で年末商戦期に限らずコンスタントに稼げるようになっている事を示してもいるのでしょう。

 またPS5の累計販売(出荷)台数が5920万台となり、通常モデルの100ドル値下げと高性能バリエーション(Pro)を発売していたPS4とほぼ同程度のペースになっている事にも言及。
 今期の見込みは1800万台程度とされており、これはPS4の4年度目実績1900万台を下回るものですね。
 ただ、噂が先行しているPS5Proが本当に出るのであればそれを上回る可能性はありそうです、PS4世代の実績を考えると全体の二割弱程度がProになっていたので。

 …というとそれを含めての物ではないかと思われそうですが、まず今期見込みのG&NS分野の売上高4.2兆円って、PS4世代の同時期(2018年3月期)の同分野売上高の1.94兆円に比べて軽く倍以上の差が付いているんですよね。
 今期の前提為替レートが1ドル145円とPS4同時期の1ドル110円前後とは大分差がありますが、それを考慮しても相当な差が出ていますし。
 PS5Proに限らず、何かしら大きめの要素がある可能性は高いのではないでしょうか。

 また「Helldivers II」は5月初旬までの累計販売本数が1200万本を超えたとのことで、12週でのペースは「God of War: Ragnarok」をも上回るペースであると。
 やや低価格なタイトルなので一概に比較できる物ではありませんが、なかなか好調な出足を切っていますね。

 そして、今期の運営型タイトルとしては「Destiny」の新拡張コンテンツ「~The Final Shape」の他、Firewalk Studiosより「Concord」が出る予定なんですってぃにぃ。

 そういえば「Helldivers II」が売れたのはPC版のお陰なんだガー、とかどうしてもソニーに負けたくない民がほざいていますけど、PSNの月間アクティブユーザ数や総プレイ時間がSARS2による巣籠もり期に次ぐ水準にあるのは「Helldivers II」の貢献もあるそうですよ。
 PC版「Helldivers II」にPSNは(今の所)関係ありませんよね。

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 ゲームプラットフォームに対する考え方も変化しており、前世代のユーザベースを維持しつつ徐々に移行を進める形に変わっている、と。
 前期もBungie買収関連費用がなければ過去最高の営業利益水準だったようですし。

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 そうして今期から再来期にかけて営業利益を伸ばし、PS5世代の終盤に差し掛かる辺りでの過去最高益更新を目指しているそうです。
 今期の計画にはありませんが、“ファーストパーティタイトルの売上を拡大することで~”と言及されている事から、来期とか再来期にはまた主力級…Naughty Dog、Santa Monica Studio、Insomniac Games辺りのタイトルも出てくる予定になっているのではないでしょうか。

 G&NS分野についてはこんなところですかね、PS5のビジネスが順調に推移していることは間違いないので、第三次世界大戦でも起こらなければ問題無く普及が進んでいくことと思いますが。


 後はおまけで音楽分野、でゲーム関連事業もやっている映像メディア・プラットフォームの利益貢献は一割(300億円)程度だったと言及されており、“ソニーのゲームはFGOデー”とか言っていたニシくんの的外れぶりが改めて明らかになった格好です。

 アニプレックスももうちょっとパブリッシングするゲームタイトルの品質をどうにかした方が良いと思うんですよね。
 任天堂欠陥機が前提となった展開が品質の低下を招いている、という話ですけど。

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