
任任。
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[マーベラス: 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料](pdf)
マーベラスの2024年3月期通期決算は、売上高が前期比16.4%増の294.93億円、営業利益が2.9%減の24.15億円、経常利益が2.4%増の30.02億円、前期19.25億円の純利益から一転して5.17億円の純損失を計上、と。
今期の業績予想は売上高が290-320億円、営業利益が15-20億円となっており、スマゲを手がける会社としては営業利益が危険な水準に止まっていますね。
①デジタルコンテンツ事業
当事業のコンシューマ部門においては、新作オリジナルタイトルとして、ジュブナイルRPG『LOOP8(ループエイト)』を2023年6月より、アクションRPG『FREDERICA(フレデリカ)』を同年9月より、ファッション&コミュニケーションゲーム『ファッションドリーマー』を同年11月より全世界に向けて発売いたしましたが、それぞれ当初の販売計画を大きく下回る結果となり、プロジェクト損失を計上いたしました。一方、前期に国内で発売した『牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ』の北米・欧州・Steam®版を2023年6月に発売し、好調なセールスを記録いたしました。
オンライン部門においては、2022年10月に配信を開始した『ドルフィンウェーブ』が堅調に推移し通年で寄与したことに加え、『ブラウザ三国志』をはじめとした長期運営タイトルが堅実に収益貢献いたしました。また、子会社ジー・モードが展開するカジュアルゲームも好調に推移し、安定収益として寄与いたしました。
コンシューマゲームの新作が国内外で複数発売されたことで前期比増収となりましたが、新作オリジナルタイトル3作品がプロジェクト損失を計上したことが主な要因となり、利益面では減益となりました。なお、この結果と昨今の経営環境を踏まえ、ゲーム開発費用の会計上の見積りを変更し、一部シリーズタイトルを除いた現在開発中のゲーム開発資産を損失処理し、特別損失として計上することとなりました。
この結果、当事業の売上高は15,435百万円(前期比9.2%増)、セグメント利益は474百万円(前期比39.1%減)となりました。
計画を大きく下回ったと名指しされた「LOOP8」「FREDERICA」「ファッションドリーマー」。
…これら3タイトルに共通する事とは一体何ntendo Switchなのでしょうか?
ところがAM機器事業はポケモン機器のお陰でやや増収増益を果たしているので、“恩義”を果たさねばならないという詰んだ状況でもあるのかもしれません。
あと音楽映像事業は売上高は五割弱増えているのですが利益は横這いですね。

中期計画によると再来期の過去最高収益更新を目指すた。
というのですが、コンシューマ事業の立て直しはともかくオンライン事業(スマ)に欲を出してるのはどうなんでしょう。
ここからマベが出して売れそうなスマゲとは…牧場物語辺りはワンチャンあるかどうか。

コンシューマ事業の立て直しは内製を推進しプロジェクトを集中するなどして品質の向上、全世界での販売力を強化するとしています。
任天堂ハードの呪いがあるかぎりは品質向上とか夢のまた夢じゃないのかとは思ってますよ。

スマゲに関しては今後も年1-2本はリリースしていくとのこと。
しかし比較的最近で生き残ってるタイトルがシノビマスターとドルフィンウェーブというのも大概ですね。

将来は海外比率八割を目指すとのこと。

デモンエクスマキナとかファッションドリーマーもまだ諦めていない…?

発売予定のコンシューマタイトル数は今期2、来期2、再来期3とジワジワ増える見込みだそうです。

そして再来期には売上高400-500億円、営業利益60-70億円を目指すのだ、と。
その目標が達成できるかについては極めて難しいのではないかと思っていますが、業績の改善については…“任ッチの後継機種”とやらが予想通り新機軸も打ち出せず性能的にも大して進化せず価格だけは上がる、というパターンになった場合、必死でソフトを集めようとするでしょうからそのご円次第では一息付ける可能性もあるでしょうか。
でもそんな誘いに乗ったら技術的には更に立ち後れることになる訳で、その後が大変な事になりそうですね。

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