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 ゲームとパチが相互に補完する体制となっているセガサミーですが、前期は遊技機が強かったようです。

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[セガサミーHD: 2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算補足データ集 / 決算プレゼンテーション](pdf)

 セガサミーHD、2024年3月期の売上高は前期比20.1%増の4678.96億円、営業利益は21.5%増の568.36億円、経常利益は20.8%増の597.78億円、純利益は28%減の330.55億円という結果に。
 純利益が減少しているのは事業再編損を178億円程計上していることが主たる理由ですね。
 投資有価証券損も7.46億円計上されているのですが。

 今期の通期業績予想は売上高が4450億円、営業利益が450億円とやや減収の減益予想となっています。

《エンタテインメントコンテンツ事業》

 コンシューマ分野のフルゲームにおきましては、新作タイトルとして『ソニックスーパースターズ』、『龍が如く8』、『ペルソナ3 リロード』、『Football Manager 2024』等を販売し、販売本数は923万本(前期は1,009万本)となりました。また、リピートタイトルの販売本数は1,866万本(前期は1,779万本)となりました。これらの結果として、フルゲームの販売本数は全体で2,789万本(前期は2,789万本)となりました。F2Pにおいては、引き続き『プロジェクトセカイカラフルステージ! feat. 初音ミク』及び、開発は株式会社セガ、パブリッシャーは株式会社バンダイナムコエンターテインメントが担う『ONE PIECE バウンティラッシュ』が牽引しました。
 アミューズメント機器分野におきましては、UFOキャッチャー® シリーズやプライズ等を中心に販売いたしました。
 映像・玩具分野におきましては、映像において、劇場版『名探偵コナン黒鉄の魚影』の配分収入や、映像制作及び配信に伴う収入等を計上し、玩具において、『#バズゅCam』や定番製品を販売いたしました。以上の結果、売上高は318,005百万円(前期比12.4%増)、経常利益は30,781百万円(前期比25.3%減)となりました。

 ゲーム事業は新作販売本数が減少、全体としては横這いで増収するも減益という結果に。
 これには欧州における構造改革による影響が大きいようですが。

 この他遊技機事業が利益倍増、リゾート事業も赤字からギリギリ黒字を出す所まで来たのですが、宮崎の「フェニックス・シーガイア・リゾート」は事業を譲渡する旨が発表されています、その後も一定度の資本参加はするそうですが。


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 昨期のソフト販売実績、ソニック、ペルソナ、龍が如くの各シリーズは年500万本を超えているのですが、Total Warシリーズは年年販売本数が減る一方に。
 初日ゲーパス堕ちとかさせてたのが良くなかったんですかね。


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 コンシューマの売上高が増加するも減益、AM機器事業はやや減収。


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 龍8とP3R、ニコバーの販売本数はアップデート無し。
 この辺は任天堂やカプコンみたいに細かく発表するわけではないからですが。


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 フルゲームは第4四半期の新作比率が大きくなっています。


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 スマとPSO2はどんな物でしょうね、前半で2024年3月期リリースタイトルの存在感が消滅していますけど。


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 今期、コンシューマ向けフルゲームはソニックとメタファーで増収増益を目指すそうです。


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 新中期計画として、海外版MD(Genesis)の標語である“Welcom to the Next Level!”を採用。


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 “Super Game”についてはあと三年以上かかる見込みのようです。

メタファー:リファンタジオ
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