引き続き好調な業績を出し続けているようです。
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[カプコン: 2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算補足資料](pdf)
決算説明会資料の公開はまだかと思って暫く待っていて…
改めてカプコンのIRサイトを見直したら決算説明会は5/13に開催される予定でした。
ともあれ、カプコンの2024年3月期決算は売上高が前期比21%増の1524.1億円、営業利益が12.3%増の570.81億円、経常利益が15.7%増の594.22億円、純利益が18.1%増の433.74億円と増収増益。
今期の業績予想は売上高1650億円、営業利益640億円と更なる伸長を目指すとしています。
これはモンハンワイルズが今期中に出ると考えれば妥当な線でしょうか。
① デジタルコンテンツ事業
当事業におきましては、当社グループのeスポーツ展開をリードするシリーズ最新作『ストリートファイター6』(プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、パソコン用)を昨年6月に発売し、グローバルに幅広く支持されました。その結果、330万本を販売し、業績向上に貢献しました。加えて、12年ぶりのシリーズ最新作として今年3月に発売した『ドラゴンズドグマ2』(プレイステーション5、Xbox Series X|S、パソコン用)が、王道ファンタジーの世界で自由な冒険が楽しめるオープンワールドアクションゲームとして、シリーズファンからの根強い支持と新規ユーザーの取り込みにより、262万本を販売するなど、順調に推移し、同シリーズのリピートタイトル『ドラゴンズドグマ: ダークアリズン』も、販売拡大に寄与しました。
また、リピートタイトルにおいては、「モンスターハンター」シリーズの完全新作『モンスターハンターワイルズ』の制作発表に併せ、同シリーズのリピートタイトル『モンスターハンター:ワールド』の販売が好調な結果となり、全世界で2,532万本を達成するとともに、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』も続伸しました。さらに、昨年3月発売の『バイオハザードRE:4』が累計702万本を販売したことに加え、積極的なプロモーションによるIPの認知拡大と新たなファン層の獲得を図る施策等を行い、『バイオハザードRE:2』などのシリーズタイトルを中心に販売しました。その結果、リピートタイトルの販売本数が3,629万本と前期の2,930万本を上回り、収益を押し上げました。
モバイルコンテンツにおいては、「モンスターハンター」シリーズの最新モバイルゲーム『モンスターハンターNow』(iOS、Android用)が9月に配信されました。同ゲームのグローバルダウンロード数は1,000万を突破し、IPの認知拡大に寄与しました。
この結果、売上高は1,198億41百万円(前期比22.1%増)、営業利益は598億31百万円(前期比11.8%増)となりました。
主力のゲーム事業はこのようにせつめいされており、好調な決算を続けていますね。
営業利益率が五割というのは相当なものでしょう。
この他AM施設事業も増収増益、営業利益率では一割を割り込んでいますが、大分持ち直したと言えるでしょうか。
AM機器事業(ほぼパチ)は売上高は90億円程度ながら営業利益41億円と、遊技機が当たれば儲けが大きいのはありますね。
今期のゲーム事業については、
ア.デジタルコンテンツ事業
当事業におきましては、完全新作タイトルの『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』(Xbox Series X|S、プレイステーション5、パソコン用)を投入するほか、過去作品『モンスターハンターストーリーズ』および『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』の現行機向けへの移植や、当期発売の『ストリートファイター6』のeスポーツ展開の強化により、引き続きブランドの価値向上とユーザー数の拡大を推し進めてまいります。加えて、『ドラゴンズドグマ2』等のリピートタイトルについても、デジタル販売の強化と販売施策の推進により、収益の最大化と総販売本数の継続的な増加に努めてまいります。
…と、そういえばモンハンワイルズが今期中に発売とは発表していませんでしたね。
ただ祇はどうなんでしょう、この期に及んで初日ゲーパス堕ちという辺りカプコン的にもエグゾプライマル枠なのでは。
スマを諦めないというポン。
国内大手サード各社がある程度はスマでも成功している事を考えると、カプコンが異端ではあるのですが。
PCボン…
1000本未満の国や地域が過半数を超えていますけど。
年間販売本数が100万本を超えているのは日本の他に米、加、墨、伯、英、独、中ですか。
セール主体とは言え、旧作を配信するには良いのかもしれません。
一瞬単位が百本かと思って国内100万本超えてないじゃん、と思ってしまった。
実際にはPCに限らず全プラットフォームミックスの販売本数ですね。
タイトル別販売本数推移、MHWとMHWIBがより新しく対応ハードが多いモン半ライスと同拡張の販売本数を上回っていました。
というか半ライスは推移でもMHWに勝ててないですね、ニシくんは何を見て半ライスの方が推移では上とかほざいていたのでしょうか。
カプコンの今期業績予想は下期偏重と。
モンハンワイルズが出る可能性が高い事を考えればその通りになるんでしょうけど。
PCのデジタル販売本数がゲーム機向けのデジタルを上回っていますが(フィジカル版合算なら逆転)、デジタル本数比率が90.1%に達しているのに対してデジタル売上高比率は83.4%程度ですか。
通常であればソフト本体だけで比べてもデジタル本数比率より売上高比率の方が高くなる物なのですが(デジタルの方がパブリッシャの取り分が大きくなる為)、DLCまでひっくるめてもなお逆転するというのは大分セールで本数を稼いでますね。
今期の計画、祇以外にスートリーズの移植判も数に含まれている…
とはいえそれで新作が前期を大きく上回る1300万本なんて達成できるはずもないので、モンハンワイルズは今期中に発売される予定なのでしょう、少なくとも現時点では。
主力は別にあって後日続報とされていますし。
といった所ですね。
ゲーム事業は今の所極めて好調だと言えますが、隙を見てはパソパソスマスマ言い出す社長坊々さんが不安材料ではあります。
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