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 ゲーム機で首位だったのは勿論PS5です。

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 2024年3月の米Circana(旧NPD)の集計によると全体の売上高は前年同月比4%増の48.86億ドル、ゲームコンテンツは9%増の42.53億ドル、ゲーム機本体は32%減の3.91億ドル、周辺機器は9%増の2.42億ドルとゲームコンテンツは好調なのですが、ゲーム機本体の売上高が大きく減少。


 ソフトに関してはTop20がこのようになっており…
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 「ドラゴンズドグマ2」が首位に。
 既に米市場においては前作…「ドラゴンズドグマ」と「~ダークアリズン」を合わせたよりも売れているそうです。

 他に新作では「MLB The Show 24」が3位、「Rise of the Ronin」が5位、「プリンセスピーチ Showtime!」が6位、「ユニコーンオーバーロード」が8位、「WWE 2K24」が9位にランクイン。
 Circana集計では任天堂以外に何故かTake2もデジタル売上高非開示なので、込みだとWWE2Kはもっと上に行く可能性が高いですが。

 旧作では「Helldivers II」が2位、CODMW3が4位、FFVIIリバースが7位など。

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 年初来販売本数Top20では「ドラゴンズドグマ2」が3位に、「MLB The Show 24」が5位、「Rise of the Ronin」が14位に初登場。
 「HelldiversII」が首位を守っていますね、当然ながら。
 FFVIIリバースは4位を維持。
 「鉄拳8」が6位に後退していますが、他のタイトルも普通に下落しているのでこれはFFVIIリバースがよく売れたという所でしょうか。
 プリンピチは月間だとRoninの一つ下の6位との事でしたが、年初来ではTop20に入れなかったようなのでその辺りに大きな差が出来ていそうです。

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 プラットフォーム別、PSプラでは「MLB The Show 24」が首位に。

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 XboxプラだとDD2が首位ですね。
 他を見るとPS5にあったタイトルが抜けた感じで、そりゃPS5と差も付くか…

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 任プラでは当然プリンピチが首位ですが、ニコバーも2位にランクイン。
 といってもニコバーの方はデジタル込みでこれなので、単純に全体的な本数が低いのでしょうが。


 ゲーム機本体は先述の通り大きく減収となったのですが、PS5及びXSX|S、任ッチの全てが三割以上の減収となったとのこと。

 PS5はそれでも販売台数と売上高の何れにおいても首位を走っており、任ッチは販売台数で、XSX|Sは売上高で2位と熾烈な最下位争いが繰り広げられているようです。
 これは前年同月と同じ並びなので、本当に横並びで販売台数が落ちたという事のようですが。

 周辺機器に関してはDualSense Edgeが売上高で首位に立ったとのこと。


 といった所ですね。
 この結果を見て“ゲーム機の売上にソフトも性能も関係無い”とか言い出す人がいたら単なるアホでしかないでしょう。
 ゲーム機は安いだけ、安かろう悪かろう、安物買いの銭失いになるようでは駄目、とは言えるかもしれませんけど。

 これは勿論ニシ団とそれらが“識者”と崇める自称独立系無忖度アナリスト辺りを念頭に置いて書いている訳ですが、多分この辺の結果からは全力で目を背けるのでしょうね。

メタファー:リファンタジオ
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