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 ゲームソフト売上高に関してはPCも成長しているのですが、ゲーム専用機のそれがPCの数倍に達しているみたいですね。

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[UKIE: 2023 Video Game Industry Valuation]

 UK Unteractive Entertainment(UKIE)の調べになる2023年の英ゲーム市場は全体の売上高が78.2億ポンドで前年比4.4%増。
 今般のパンデミックによる巣籠もり需要からの“リオープン”によってエンゲージメントの減少が~みたいに言われていましたが、総体としては成長を続けているようです。


 ゲームソフト売上高は前年比4.1%増の51.8億ポンドとなった一方、フィジカル版ソフトは5%減の4.95億ポンド。
 米Circana集計だと5%を割り込んでいるというフィジカル版売上高ですが、英国ではそれに比べると比較的フィジカル版比率が高いようです、といっても一割を切っているんですけど。

 ゲーム専用機のソフト売上高は5.6%増の24.8億ポンド、PC向けソフトは4.5%増の6.84億ポンドで、ゲーム専用機はPCの3.6倍程度となりますね。
 残りはスマ。
 ゲーム専用機に限って言うとフィジカル版の売上高比率が二割程度に達するわけですが、これは主として任ッチの影響が大きい物と思われます。


 ハード売上高は22.2億ポンドで前年比2.1%増。

 ソフトに比べ成長幅が小さめですが、これはゲーム専用機の売上高が12%増の9.51億ポンドと大きく増加した一方でPCゲームハードウェア売上高は11%減少し6.73億ポンドになったとのこと。
 …PC向けのソフト売上高とほぼ同額というのも妙な話ですし、マイニングやAI向けの需要が混ざっていそうですが。

 この他周辺機器が3%増の4.02億ポンド、VRハードが11%増の1.94億ポンドになったとのこと。


 アナリストのコメントによるとPS5の販売増加でPSプラットフォームのデジタル売上が増加、市場の中心はPS5世代へ移行したようですね。
 英小売りを集計している(必然的にソフトはフィジカル版のみの集計となる)GfKのアナリストが“PSプラのソフト売上高が任プラを上回った”とコメントしているのはフィジカル版限定勝負ですら任天堂が負けたという話だと思います。
 デジタル込みでPSプラが勝っているのは不思議でも何でもありませんし。

 前記事で取り上げたようなアホ共が幾ら“PS5はコケたと思うよ”と喚き散らしたところで現実(現実)はこんなものですね。

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