…なので、何故か“ライセンス部門”扱いとされている国内デジタル版、要はほぼPSプラでのデジタルシフトや新規ライセンス契約締結のお陰ではないかと思われます。
しかしこれ、任本位ッチソフトウェアのロゴはあれどファルコムのロゴは入っていないのすごいですね?
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[日本ファルコム: 2024年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)](pdf)
日本ファルコムの第1四半期決算は売上高が84.9%増の6.93億円、営業利益が160.5%増の4.47億円、純利益は185.1%増の2.99億円と大幅増収増益。
といってもこの時期は通常大して売れていないからでもありますが、自社でパブリッシングを手がけていない海外版が多いとはいえ凄い営業利益率ですね。
当第1四半期累計期間の製品部門におきましては、シリーズ生誕35周年記念タイトル「イースⅩ-NORDICS-(ノーディクス)」をPlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch向けに販売したほか、2023年10月には音楽アルバム「ADOL CHRISTIN~イース生誕35周年音楽作品~」を発売しました。
また、Nintendo Switch自社参入タイトル第四弾「英雄伝説黎(くろ)の軌跡for Nintendo Switch」を2024年2月に、PlayStation5/ PlayStation4向け「イース・メモワール-フェルガナの誓い-」を2024年5月に発売いたします。その他、Nintendo Switchタイトルや廉価版タイトルの発売を予定しております。
なお、累計販売数750万本を超える「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説界(かい)の軌跡-Farewell, O Zemuria-(フェアウェルオーゼムリア)」を鋭意制作中です。
その結果、製品部門の当第1四半期累計期間の売上高は63百万円(前年同期比0.6%増)となりました。
ライセンス部門におきましては、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch 向けに「イースⅩ -NORDICS-」繁体字中国語版及び韓国語版、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch/PC・Steam向けに「英雄伝説創(はじまり)の軌跡」英語版、PlayStation4/ Nintendo Switch/PC・Steam向けに「那由多(なゆた)の軌跡」英語版、「英雄伝説零(ぜろ)の軌跡」英語版、「英雄伝説碧(あお)の軌跡」英語版などを販売しました。そのほか、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売や、「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」「イースⅨ-Monstrum NOX-」「英雄伝説閃(せん)の軌跡Ⅲ」「英雄伝説閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-」「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」の英語版なども引き続き展開しております。
また、Nintendo Switch 向け「英雄伝説黎の軌跡for Nintendo Switch」繁体字中国語版及び韓国語版、PlayStation5向け「英雄伝説閃の軌跡Ⅲ&Ⅳ」英仏語版を2024年2月に発売いたします。そして、PlayStation5/ PlayStation4/ Nintendo Switch/PC・Steam向け「英雄伝説黎の軌跡」英語版のほか、「英雄伝説界の軌跡-Farewell, O Zemuria-」の繁体字中国語版及び韓国語版を展開する予定です。その他、弊社タイトル海外翻訳版の契約を締結しております。
その結果、ライセンス部門の当第1四半期累計期間の売上高は630百万円(前年同期比101.9%増)となりました。
…と説明されているのですが、任ッチに注力しても国内フィジカル版に当たる製品部門の売上高は横這いで、任天堂プラットフォームのデジタル比率の低さを考えるとむしろ全体の売上高にはマイナスの効果を発揮していると言えるでしょう。
単純に最近発売されたタイトルの品質が低いから売れなかったという可能性もありますが、それ自体も任天堂様のお陰ですしね。
そしてライセンス部門ですが、「イースX」を台湾や韓国(と中国)向けに雲豹娯楽が発売したほか、任本位ッチソフトウェアが手がけた「創の軌跡」他の英語版が発売されていますね。
英語版「創の軌跡」が発売されたのは2023年7月なのですが、バンナムが海外販売を担うフロムタイトルの決算への反映が1四半期遅れるのと同じような事になっているのかもしれません。
しかし「創の軌跡」は国内PS4版が発売されてから英語版を出すまでに実に3年もかかっているんですよね。
新たに海外版の契約を締結したといいますが、任本位ッチソフトウェアとは別のパブリッシャに海外展開を任せる可能性も有るのでしょうか。
といってもPS5との比較では前前前世代機といって過言では無いくらい極度に低性能な上にサードが売れないアレがマルチ対象に入る、というか優先される惨状のままでは品質低下でずるずる売上を落としていく可能性が高そうですけど。
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案の定感強すぎて