カプコンの場合は課金コンテンツが弱いのと安売りで本数を稼いでいる部分があるので、デジタル本数比率よりも売上高比率の方が低めになるという珍しい構成になっているのですが。
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[カプコン: 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算カンファレンスコール資料](pdf)
売上高は前年同期比33.3%増の1061.79億円、営業利益は43.1%増の477.04億円、経常利益は47.4%増の494.6億円、純利益は46.7%増の345.36億円と大幅増収増益を記録。
通期業績予想の売上高1400億円、営業利益560億円は据え置かれています。
① デジタルコンテンツ事業
当事業におきましては、当社グループのeスポーツ展開をリードするシリーズ最新作『ストリートファイター6』(プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、パソコン用)を昨年6月に発売し、グローバルに幅広く支持されました。その結果、298万本を販売し、業績向上に貢献しました。
加えて、12月に米国で開催された世界最大級のゲーム表彰式典「The Game Awards 2023」において、『ストリートファイター6』が優れた格闘ゲームとして「Best Fighting」を受賞しました。さらに、『バイオハザードヴィレッジ』のプレイステーションVR2対応無料ダウンロードコンテンツが優れたVR / ARゲームとして「Best VR / AR」を受賞し、当社IPが全世界で高い評価を得るなど、タイトル販売に弾みをつけました。
また、リピートタイトルにおいては、「モンスターハンター」シリーズの完全新作『モンスターハンターワイルズ』の制作発表に併せ、同シリーズのリピートタイトルの販売が好調な結果となりました。さらに、3月発売の『バイオハザードRE:4』が、プレイステーションVR2対応の無料タイトルアップデートなどの継続的な施策により、累計648万本を販売し、リピート販売拡大に寄与しました。加えて、積極的なプロモーションによるIPの認知拡大と新たなファン層の獲得を図る施策等を行い、『バイオハザードRE:2』などのシリーズタイトルを中心に販
売しました。その結果、リピートタイトルの販売本数が2,670万本と前年同期2,200万本を上回り、収益を押し上げました。
モバイルコンテンツにおいては、「モンスターハンター」シリーズの最新モバイルゲーム『モンスターハンターナウ』(iOS、Android用)が9月に配信されました。同ゲームのグローバルダウンロード数は1,000万を突破し、IPの認知拡大に寄与しました。
この結果、売上高は814億36百万円(前年同期比33.0%増)、営業利益は473億61百万円(前年同期比36.8%増)となりました。
主力のゲーム事業は全体的に好調ですね、スマのモンハンなうに関しては業績には貢献していなさそうですが。
この他AM施設事業も大幅増収増益、AM機器(大概パチ)は倍以上に増収増益と外出している人が増えた恩恵を受けているようです。
ゲーム事業の売上高内訳、コンシューマでのデジタル売上高比率は八割強と前年同期比でやや下がっていますが、これに関しては新作が好調だった為という側面もあるでしょうね、全体的に増収している訳ですし。
ゲームソフト販売本数に関しては国内がやや減少するも海外販売がそれを補って余りあり、デジタル販売本数比率はほぼ九割と。
ところでこの2024/3計画、一瞬「エグゾプライマル」のことまだ諦めてなかったの?となりましたが多分「ドラゴンズドグマ2」の間違いでしょうね…
「ストリートファイター6」の300万本突破が既に発表されていますが、昨年末まででも298万本とほぼ300万本を販売、この他バイオRE:4が269万本を販売して累計648万本に達するなど、全体的に本数を増やしているようです。
・PS5 3/22 ドラゴンズドグマ2 (Amazon)
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