
月間の2位は「スーパーマリオ ワンダー」でしたが、Spidy2が年初来4位に入る一方でマリオンダーは20位以内にも食い込めず、相当な本数差があったようですね。
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Oct 2023 US Video Game Market Highlights from Circana - U.S. consumer spending on video game content, hardware and accessories fell 5% vs YA, to $4.0B. Declines were experienced across all categories of spend. The dip was partially driven by Call of Duty shifting release months. pic.twitter.com/0CNEqxH0Mr
— Mat Piscatella (@MatPiscatella) November 15, 2023

米Circana(旧NPD)の集計になる2023年10月の米国ゲーム産業は全体の売上高が前年同月比5%減の40.36億ドル、ゲームコンテンツが4%減の35.62億ドル、ゲーム機が23%減の3.27億ドル、周辺機器が2%減の1.47億ドルと全体的に減少。
ゲームコンテンツの減収についてはCoDシリーズの発売月が11月にずれ込んだ影響が出ているとのことですが…

ゲームソフトのTop20では首位がPS5の「Marvel's Spider-Man 2」となったのはタイトルの通り。
デジタル版が販売の主流となっているPS5タイトルながら、フィジカル版のみの集計でも首位だったようなので、2位以下には極めて大きな差を付けているものと思われます。
ついでに2018年発売の前作と比べても発売月の売上高が二桁%の増加を記録しているとのこと。
2位には「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」が、3位に「Assassin's Creed: Mirage」がランクイン。
その他新発売タイトルは7位に「UFC 5」、8位に「NHL 24」、9位に「ソニックスーパースターズ、12位に「メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1」、17位に「Forza Motorsport」、20位に「Lords of the Fallen」がランクイン。
何を思ったかSpidy2とマリオンダーにぶつけたソニックは米国でも今一つのスタートとなったようです。
Forzaは…即効性のゲーパス毒がよく効いてますね。

Spidy2は年初来ランキングでも4位に食い込み、Diablo IVよりもPS5のみでの発売で売れています。
「Final Fantasy XVI」と「ストリートファイター6」はSpidy2とFC24に抜かされ2ランクダウンしていますが、そこそこのポジションをキープしていますね。
何やら新たに公開されたエンゲージメントランキング。



PSとXboxでは何れもCODMW2が首位、2位がFortniteとなっていますが、以下は結構顔ぶれが変わってきていますね。
PCではCS2が首位だそうですが…基本的にはマルチプレイヤー、運営型タイトルが強いんでしょうけど、Steamのプレイヤー数ランキングを見るに米国でも言うほどPCゲーマー多くなさそうですね。
なお任天堂のエンゲージメントは公開されていません、何か都合が悪いデータでもあるのでしょうか。
ゲーム機の売上高減については、全ての現行機が二桁%の売上高減を記録したとの事。
PS5は新型に切り替わる前の在庫不足もあるでしょうけど、他の二つは普通にアレですね。
他も減っていますし、売上高は減ってもPS5が台数と売上高の双方で首位である事に変わりなし。
2位は売上高ではXSX|S、台数では任ッチとなっており、年初来販売台数/売上高でPS5が首位をキープする中、最下位争いが熾烈さを増しているようです(年初来では未だ任ッチが両方で2位も大きな差はないとか)。
周辺機器に関してはPS5のDualSense、ミッドナイトブラックが売上高でトップだったそうです。
年末商戦に向けた“弾”は出揃いましたが、MSは期待をかけていたXbox独占の“弾”が割と悲惨な事になっていますし、年末商戦期はPS5の圧勝に終わりそうですね。

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