初動で失敗したタイトルが~って言うんですけどこれらの内のどれが現状よりも売れる予定だったんだか。
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[コーエーテクモHD: 令和6年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明会資料](pdf)
つい先日業績予想修正のお知らせが出ていましたが、売上高は前年同期比14.3%増の397.22億円、営業利益は24.4%減の138.55億円、経常利益は31.3%増の232.01億円、純利益は23.1%増の167.95億円と増収するも営業利益は減。
経常利益が跳ねているのはデリバティブ評価益の黒字幅が激増しているからですね、有価証券の方は売却益を売却損がそれなりに上回っているのですが。
エンタテインメント事業売上高372億10百万円セグメント利益136億52百万円
「シブサワ・コウ」ブランドでは、7月に『信長の野望・新生with パワーアップキット』(PS4、Nintendo Switch、Windows(Steam)用)を発売し、販売本数は15万本でした。国内でサービス中のスマートフォンゲーム『信長の野望覇道』、9月に3周年を迎えた『三國志覇道』は引き続き安定して推移しました。
「ω-Force」ブランドでは、TYPE-MOON監修、株式会社アニプレックス制作協力による「Fate」シリーズ最新作『Fate/Samurai Remnant』を9月に発売しました。発売後1週間の出荷本数は30万本を突破しました。
「Team NINJA」ブランドでは、9月に『Wo Long: Fallen Dynasty』の追加ダウンロードコンテンツ第2弾「江東の小覇王」を配信しました。
「ガスト」ブランドでは、「アトリエ」シリーズ第1作のリメイクとなる『マリーのアトリエRemake ~ザールブルグの錬金術士~』(PS5、PS4、Nintendo Switch、Windows(Steam)用)を7月に発売し、販売本数は11万本でした。9月には株式会社アカツキゲームスと共同開発し、「Team NINJA」ブランドが開発に参画する新作スマートフォンゲーム『レスレリアーナのアトリエ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』(iOS、Android用)を配信開始し、初月に100万ダウンロードを突破するなど順調な滑り出しとなりました。
「ルビーパーティー」ブランドでは、『金色のコルダスターライトオーケストラ』において、配信2.5周年を記念したゲーム内イベントを実施しました。
「midas」ブランドでは、8月に新作スマートフォンゲーム『信長の野望出陣』の配信を開始しました。当社初のGPSを活用したゲームとして多くのお客様にお楽しみいただいております。
IP事業においては、『三国志・戦略版』(国内では『三國志真戦』)、『三国志・戦棋版』が引き続き収益に貢献しました。
…ということで、主力のゲーム事業は引き続き高い利益率を維持してはいるものの、“発売し~でした。”連発なので何れも想定を上回るような販売本数ではなかったようです。
本数はタイトルでも書いた通りで、ひょっとすると全部計画には届かなかったのかもしれませんね。
そしてその共通点は任天堂のアレが足を引っ張っているという物…
地域別売上高は国内比率が上がっており、今期発売タイトルの海外での売れ行きが今一つである事を示しています。
国内比率がやたらと高いのは恐らく受託関連収入なども国内扱いになっているからだと思いますが。
本数比率で見ると海外比率が2/3弱くらいなんですよね、これも前年同期に比べると100万本以上減っているわけですが。
一方でデジタル本数比率はやや上がって70.4%。
PSプラのデジタルシフト進行もありましょうが、主としてフィジカル版を販売する任プラでの売れ行きが鈍っていることもありそうですね。
フィジカル版の売上高にはロイヤリティや開発対価…例えば任発売ソフトからの収入やゲーパス堕ち代金も入っているはずなのにデジタルを下回る結果に。
スマ売上高は前年同期を大きく上回っているようです。
…毎期200万本タイトルを発売するのが目標でこのイラスト掲載、
で“第3次中期経営計画で重点目標に掲げる”のが「Fate/Samurai Remnant」って、もしかしてFateSRを200万本売るつもりだったんですかね。
コエテクはもう駄目なんでしょうか。
“グローバルタイトル品質の向上”を目標に掲げるんだったら任天堂の前前前世代機は早いところ切った方が良いんじゃないでしょうか。
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