ゲーム機向けのプラットフォーム別の売上高比率が公開されなくなって取り上げる機会が減りましたが、何だかんだでソフトを出せば業績も上向くようです。
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[Ubisoft: UBISOFT REPORTS FIRST-HALF 2023-24 EARNINGS FIGURES / Conference call Slideshow](pdf)
売上高は前年同期比14.3%増の8.36億ユーロ、営業利益はIFRSで0.161億ユーロ、非IFRSで0.435億ユーロとなっており、営業利益率は低いですが前年同期のそれぞれ2.153億ユーロ、1.39億ユーロの赤字と比べると大幅に業績が改善されています。
「Assassin's Creed Mirage」及び「The Crew Motorfest」の発売が成功裏に終わったとのこと。
アサクリミラージュの方は発売前ですけど、フィジカル版の出荷が売上高に計上されている部分があるんですかね。
売上高は地域別だと欧州における比率が前年同期比で増加する一方で欧米以外が顕著に減少、プラットフォーム別に見てもスマ向けが大幅減となっているので、亜細亜地域で一時売上高を伸ばしたスマゲの勢いが落ち着いたという事でしょうか。
ゲーム機向けは前半期累計で2/3、第2四半期単独なら七割を超えていますね。
従来の傾向であればその内2/3ぐらいがPSプラットフォーム向けでしたが、その傾向は大きくは変わっていないか或いはPSプラに更に傾いているのではないでしょうか。
金で動く度合いはカプコン級のUbisoftの事ですし、任度やMicrosof度で細かい比率を公開しなくなったというのもありそうですね。
前半期としては記録的な業績をあげ、その内87%がデジタル、85%が旧作のリピートと。
旧作のリピートが想定よりも好調だったそうですが、上記売上高比率からしても欧州全域におけるPS5の売れ行き大幅増が需要を惹起した可能性が高そうですね。
「The Crew Motorfest」に関しては事前予想を上回るスタートを切ったとの話ですが、上記売上高比率を見ても分かる通り凄い売れているという訳ではありません。
でも事前予測より売れたんならシリーズの今後にも繋がるんですかね。
MSからABタイトルのクラウド配信権を買うって話はどうなる事やら…
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アサクリみたいな洋ゲーはPC比率もっと高いもんだと思ってたが