PS1初期は新参のソニーが何処まで出来るか、何処までやる気があるのかと思われてサターンと互角だった時期もあるんですよね、どこぞの社長もPSが100万台売れたら○○しますよとかコミットメントしておいて実行には移さなかったみたいですし。
スポンサーリンク
[PC Gamer: 'We are killing Sony': A 272-page PDF of classified Sega of America docs from the mid-90s is now something you can just download]
海外のセガファンによるwiki「Sega Retro」に掲載されたというセガの1990年代半ばの機密文書によると、当時セガアメリカのCEOを勤めたいたTom Kalinske氏が送ったメールが載っており、その中で
“我々はソニーを殺している。日本の何処の店でもサターンは売り切れでPlayStationは山積みになっている~”
と書いていたそうで。
そもそも品切れ云々というのが本当かどうか…
いやサターンのアホ設計のせいで供給が不足し、PSの供給が改善されて需要を満たしたというタイミングはあるかもしれませんけど。
それもサターンの米国における販売が順調ではない中で虚勢を張っていたようなものだったようで、当時の情勢には明るくありませんけどメガドライブ(ジェネシス)がSFC(SNES)に対し米国で成功している中でソフトも揃っていないサターンを売り出すのは難しいところがあり、小売りのマージンも低すぎた事から敬遠され米国で大失敗。
上述のKalinske氏も(1996年の)3/28に上記のメールを送ってから四ヶ月足らずの7/15付でセガアメリカのCEOを辞する事になったのだとか。
そのKalinske氏、昨年のインタビューで当時を振り返った際は
“(ジェネシスで)成功していたのに日本から(サターンを発売するという?)決定を強いられるのか理解出来なかった、十分なゲーム機本体の在庫もソフトもなく、希望していたより5ヶ月早く導入しなければならなかった”
とか、当時セガの社長だった中山隼雄氏が同氏を引き合いに出して“なんで君らは儲けが出せないんだ?”と日本で言っていたせいで恨みを買ったみたいな話もしていたみたいですね。
しかし米人はキルだのエリミネートだの言い出すの好きですね、駄目だった場合に(明るみに出たら)馬鹿にされ倒す事になるんだから止めておけば良いのに。
・PlayStation 5 (CFI-1200A01) (Amazon)
.