
噂のリモプクラウド用端末みたいなものなのか、携帯機としてある程度成立しうる物なのかは今の所不明ですが。
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[ソニーグループ: 事業説明会 2023 / 関連資料 - ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野 ※英語版のみ(pdf) / 音楽分野(国内)(pdf)]
タイトルは2023となっていますが、上記頁のurlはパーマリンクではないのでこの記事を公開してより一年以上後、翌年以降の事業説明会が開催されていた場合は2023年のアーカイブをご覧下さい。(現時点ではurl末尾に「archive.html」を追加)
今年はG&NS分野の資料が英語のみになったに止まらず、プレゼント質疑応答も英語になったのですが(日本語字幕、同時通訳はあり)、まあ自称証券会社みたいなのは弾けるかもしれませんね。
さておき、SIEが管掌するPlayStationビジネスについてのプレゼンテーションが実施されています。

機種移行時に赤字を出していた従来の構造を脱し、圧倒的な売上高と営業利益が出せるように。
PS5単独での営業利益も2-3期後の終盤がピークとなるのでしょうか。

今期中にPS4の推移を上回ると予想されていたPS5の普及曲線ですが、7-8月頃にPS4とほぼ重なり年末商戦期に突き放す予想となっています。
PS4の時はこれ年の半ばに値下げや新型モデルの発売ありましたっけ…自己解決しましたが、PS4は2016年9月に小型化されたCUH-2000シリーズを発売していましたね。
仮にPS5新型が用意されているとして…というかマイナーでもビックでも何かしらのモデルチェンジがあるのはほぼ確定でしょうけど、発売されるのは年末商戦期となるのでしょうか。

PS5発売3年目の前半における出荷台数は前年の実績を大きく上回る。

昨期第4四半期(1-3月)のPS5実売台数は記録的なものに。

IDGの予測ではゲーム専用機市場全体の売上が伸び悩む中、PSプラットフォームのシェアは過半数を超えると予想。
これ一応任プラも含まれてますね、Xbox単独が相手なら現時点でも圧倒していますし。

赤とか緑のプラットフォームよりPSブランドの方が強いとアピール。

タイトルラインアップも強力と。

ユーザーエンゲージメントもPS4よりも強い。
といってもPS+加入率はほぼ横這いですが。

発売以来3年度目の末までの支出もPS5がPS4を上回る。
フルゲームは一割減となるも追加コンテンツが倍増、サブスクも五割増しで周辺機器の売上高も六割増と。

ユーザー動向ですが、支出は昨年9月、フルゲーム販売本数は昨年11月、ゲームプレイ時間は昨年8月、MAUは今年1月、月間アクティブゲーム機数は今年3月にPS5がPS4を上回ったとのこと。
これだけPS4が使われ続けているのも大した物(※)ではあるのですが、PS5への移行が順調に進んでいるようです。
※任天堂プラットフォーム比

PS+の継続率はSARS2パンデミックが発生する前よりも高い水準を維持しており、ARPU(ユーザーあたり平均売上高)も増加。

リニューアルされたPS+ですが、エクストラが13%、プレミアムが17%の加入率となっており合わせて三割程度が遊び放題付プランとなっているようです。

純正周辺機器の売上高構成も大部分がPS5のものに。

PSVR2の実売台数は初代PSVRの初動を上回る物に、といってもこの推移だと抜かされる可能性も十分にありそうですが。
その辺は今後の対応タイトル強化並びにプロモーション次第ですかね。

今期の開発投資は四割が新規IPに、再来期には新規IPが半分になる見通し。
といっても、既存IPへの投資も今期、再来期共に右肩上がりなのですが。

IDGの予想だと買い切り型ゲームの売上高は減少見込みだから運営型タイトルへの投資を増やすよ、と。

発表済みのTLOUマルチ、Haven、Firewalk Studiosとの提携タイトルの他にGuerrillaも運営型タイトルを開発中。

PC版タイトルの売上高は昨期2.5億ドル、今期は4.5億ドルに増加する見通し。

自社ソフトの売上高比率はPCとスマの比率を上げていく見通し、再来期には半分程度がPC+スマになると見込む。

ソニーグループ内でのコラボも映像化やPRなど様々な施策を実施。
といった所ですかね、従来もゲーム専用機市場は萎む萎むと言われてきてここまで来たわけで、ゲーム専用機向けコンテンツへの投資が疎かにならないようにはして欲しい所ですが、PSゲーム機向けに発売したタイトルを遅れてPCとかに売り出して二毛作出来るならそれはそれでありでしょうか。
タイトルの携帯性が~については質疑応答にて言及されていた物ですが、携帯性…モビリティとクラウドについては数ヶ月以内に何か取り組んでいる物が出てくるみたいですよ。
PS携帯機第3世代モデルPSP3(仮)が必要だと繰り返し主張している訳ですけど、リモプ/クラウド専用というだけでなくPSPやPSVitaタイトルの互換動作やある程度のゲームの本体での実行には対応して欲しい物ですが。
買い切り型ゲームも動くようにして欲しい所ですが、PS5とスママルチのF2Pタイトルぐらいならスマ版が快適に動くハードとして、PS5本体との連携もスムーズに行けるとかあれば売上高も増えるんじゃないですかね。
おまけ:上でリンクしていますが音楽分野の国内向け展開について。

FGOの大当たりでゲームの売上高比率が非常に大きくなった国内音楽分野(SMEJ)の売上高構成比ですが、全体的に増えつつもゲームの構成比は落ち着いてきているようです。

ゲーム市場は東亜が四割と存在感を示しているただしソースはファミ通。
これ大体インドや中国といった人口的なボリュームゾーンのスマ含めてませんかね…

「鬼滅の刃」のゲームはゲーム機向けとスマで新作を制作中とのこと。
といった所ですね、多少気になる所はありますが、ゲーム機を柱として周囲を広げていくという形を続けていけるなら少なくともここしばらくは成長を続けられるのではないでしょうか、SIEに失着があったとしても他プラの方がまだまだ問題が多いので。
勿論いつまでも上手く行き続ける物ではなく、奢れる者久しからずとも言いますが…
それで慢心すると後で困るかもしれませんけど、信者共に甘やかされている任MSと違って事ある毎に叩かれているので都度修正していければ良いのではないでしょうか。

・PlayStation 5 (CFI-1200A01) (Amazon)
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ほんと世の中いい加減なこと言う奴ばっかで嫌になります