
最近流行り(?)のEBITDAでは何とか黒字を確保しているようですが。
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[Take-Two: Take-Two Interactive Software, Inc. Reports Results for Fiscal Year 2023 / Investor Presentation](pdf)
売上高は前期比52.6%増の53.499億ドル、営業利益は前期が4.736億ドルだった所から11.652億ドルの赤字に転落、純利益も4.18億ドルだった前期から11.247億ドルの赤字となっています。
今期の業績予想は売上高が53.7-54.7億ドル、純損失5.18-4.77億ドルの予想と売上高は横這い、純損失を出す見込みと。
これでよくZyngaを127億ドルだったかで買収する気になった物ですよね。

さておき、この買収によって売上高の傾向は当然変化してきており、地域別には米国における売上高比率が六割を超えています。
更にデジタル比率は95%にも達し、プラットフォーム別売上高では一挙にMobile(スマ)がトップに。
ゲーム機向けの売上高は流石にちょっと減っていますね。

増え続ける開発者はZyngaの買収により9千人弱に。

IDGの予測によると前年より下がったゲーム市場は今期以降右肩上がりに増加し、スマも順調に増える見込みと…
だからZyngaを買収しスマ市場への対応を強化したとなるのでしょうが、こういうの割と外れますよね、大概において願望だからですが。

GTAVの販売本数は1四半期前から500万本増加し1.8億本を突破、GTAシリーズ全体の販売本数も4億本位到達したと。
ちなみにこの“ここ10年間の米市場で最も売れたタイトル”ってソースがCircana(元NPD)となってるんですが、Circanaの表に出る集計ではTake2のタイトルってデジタルデータ含まれていないんですよね。
内部的にはデータを提供しているという事なのでしょうが…

RDR2は前四半期比で300万本増加し5300万本突破、シリーズ全体では500万本増となっているのですが、前作が200万本売れたわけじゃなくて切りの良い表記としているだけですかね。

他には2Kでボダラン3が1700万本突破などとなっています。

外部開発会社と提携、或いは買収した中小スタジオのタイトルを中心に展開するPrivate Divisionは先にゲームフリークとの提携を発表しましたが、更なるタイトルが控えているとのこと。
業績予想からすると今期中にゲーム機向けの大型タイトルが発売される可能性は低いようにも思えますが、流石にGTAVとRDR2をいつまでも引っ張り続けるのも限界が近づいてきているのでそろそろ何かしらの発表はされるかもしれませんね。

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