60550Capcopom
 今期はSF6とプラグマタの他に、予定通りならMHWに続くモンハン本編も発売される見込みでしょうし、それらにかかる期待が大きそうですね。

スポンサーリンク


[カプコン: 2023年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)](pdf)

 現時点では決算説明会資料が公開されていませんが。

 売上高は前期比14.4%増の1259.3億円、営業利益は18.4%増の508.12億円、経常利益は15.9%増の513.69億円、純利益は12.9%増の367.37億円と増収増益を達成、営業利益率は四割ほどになっています。

 今期の通期業績予想は売上高が1400億円、営業利益は560億円と更なる増収増益を見込んでいる模様。

① デジタルコンテンツ事業
 当事業におきましては、昨年6月に発売した『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(Nintendo Switch、パソコン用)が、より軽快に進化したアクション等によりグローバルに高い評価を得るとともに、無料タイトルアップデート等の継続した施策により安定した人気を集めました。その結果、545万本を販売し業績に大きく貢献しました。
 また、今年3月に発売した『バイオハザードRE:4』(プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、パソコン用)も、原作ストーリーの再構成や最新のグラフィック技術により、引き続きグローバルに好評を博しました。この結果、375万本を販売し収益向上に大きく寄与しました。
 さらに、リピートタイトルにおいては、積極的なプロモーションによるIPの認知拡大と新たなファン層の獲得に加え、新作の継続的な投入および価格施策との相乗効果等により、『モンスターハンターライズ』や『モンスターハンター:ワールド』、『デビルメイクライ5』、『バイオハザードヴィレッジ』など、シリーズタイトルを中心として販売が拡大しました。その結果、リピートタイトルの販売本数が2,930万本と前期2,400万本を上回り、収益を押し上げました。
 この結果、売上高は981億58百万円(前期比12.1%増)、営業利益は535億4百万円(前期比18.0%増)となりました。

 主力のデジタルコンテンツ(ゲーム)事業については上のように説明されており…

 前にニシくんMHWIBの売れ行きガー低いんだガーとか言ってませんでしたっけ?
 あれはMHWの半分より多く売れてますけど、MHRSBはそこまででもなさそうですね。

 「バイオハザード RE:4」は期末に発売されたにも関わらず375万本と好調なスタートを切ったようです。

 この他AM施設事業、AM機器事業ともに“リオープン”の影響もあってか大きく業績が改善、といっても前者はギリギリだったので見かけの増益が大きいという状況なのですが。

② 次期の事業別戦略
 次期においては、前述の戦略に基づき以下の点を中心に取り組んでまいります。

ア.デジタルコンテンツ事業
 当事業におきましては、当社グループのeスポーツ展開をけん引するシリーズ最新作『ストリートファイター6』(プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、パソコン用)の今年6月発売をはじめとして、完全新作タイトルの『エグゾプライマル』(プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、パソコン用)を7月に投入するなど、ブランドの価値向上とユーザー数の拡大を推し進めてまいります。また、当期発売の『モンスターハンターライズ:サンブレイク』や『バイオハザードRE:4』といったリピートタイトルについても、デジタル販売の強化と価格施策の推進により、収益の最大化と総販売本数の継続的な増加に努めてまいります。

 今期の戦略についてはこのように説明されており…やはり増収増益と見込まれる理由は別の所にありそうですね。

 「エグゾプライマル」は初日ゲーパス堕ちという時点で実際的には全く売れ行きが期待されていないのでしょうし。

ストリートファイター6
・PS5 6/2 ストリートファイター6
(Amazon)
 .