
なかなか壊滅的な状況に追い込まれていますね。
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[Microsoft IR: Earnings Release FY23 Q3]
MS全体の第3四半期単独期間における決算は売上高が前年同期比7%増の529億ドル、営業利益が10%増の224億ドル、純利益が9%増の183億ドルと、まさにどれだけ“反競争的”な事をすればこんなんなるのかという利益率を達成しているわけですが…
その源となったのはMicrosoft 365やOfficeのProductivity and Business Processes分野にクラウドサーバのIntelligent Cloud分野で、Xboxを初めとしたゲーム事業の他MSのデバイス全般、WindowsのOEM、コンシューマ向け製品及びクラウド、検索エンジン広告収入が含まれるMore Poersonal Computing分野はというと売上高が前年同期比9%減の132.6億ドル、営業利益は12%減の42.4億ドルに。
まだかなりの利益率を誇っていると言えばそうなんですが、濡れ手に粟のWindows OEMやコンシューマ向け製品/クラウドサービスを纏めてこの有り様ですからね。


なおXboxを含むゲーム事業は前年同期比で売上高が4%減。
Xboxのコンテンツ及びサービスはXbox Game Passの成長に牽引されて売上高3%増とされていますが、そこからサードにもお金を出さないといけないので実際には…?
そして問題のXbox関連ハードウェア売上高は何と前年同期比で30%減。
今般のパンデミックにおける供給不足が改善されたら三割減って。
冗談抜きでPS5買えるんならXSX|Sは要らない子扱いされてるんですよ。
ちなみに増減から逆算すると、MSのゲーム事業売上高は四半期単独で36.07億ドル程度となる模様?
現時点の為替相場で日本円に換算すると4823億円程度ですかね。
任天堂の2023年3月期第3四半期までの業績/通期業績予想が売上高1.295兆円/1.6兆円なので、同四半期の比較だと任天堂には勝てた可能性が高いか…?
そしてソニーグループのゲーム&ネットワークーサービス分野における2023年3月期までの業績/通期業績予想は売上高2.57兆円/3.63兆円なので、これが達成出来ていたらPS/Xboxは余裕のダブルスコアでPSの勝ち~。
おまけにMSのゲーム事業における売上高の多くがXbox Game Passによる物となっているのであれば、冗談抜きでその殆どが“総額計上”みたいな物なのでXbox側の内実はより一層悲惨な事になるんですよね。
ニシくんが投げたソニーガーのブーメランがXboxに当たってる。
ニシくん自身に帰ってくる、下手すると投げた瞬間にニシくんが自爆するというありがちなパターンと比べればまだましな方か…?
ともあれ、こんな有り様で親の金で大手パブリッシャを買収して逆転を試みるのが如何に“反競争的”な物であるかもよく分かる話ですね。

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