
今般のパンデミックによる規制が一段落して…ソニーでは“リオープン”といっていますが、それで売上の減少が目立つ中身のないプラットフォームはこれからが大変そうですね。
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[GamesIndustry.biz: Q1 PC and console game sales down 11% across Europe | European Monthly Charts]
GSDによる欧州ゲーム市場の推計ですが、これに関してはフィジカル版の集計をGfKがやっている英国市場が含まれていないとか、ハード推計には英国の他独逸も含まれていなかったりとちょっと癖のあるものではあるんですけど。
ともあれ、3月のゲーム機の販売本数は前年同月比で67%増の57万台と大幅増。
これを牽引したのがPS5だそうです。
日本に比べると少ない印象もあるでしょうが、これは集計対象の国が仏伊の他は西班牙、阿蘭陀、白耳義、丁抹、瑞西、葡萄牙(と一応露西亜)と仏伊以外は小さめの市場が多いからですね。
PS5は前年同月比で5倍ほど増加(なので6倍?)と冗談浮きで大幅増。
一方でNintendo Switchは19%の減少を来たし、XSX|Sに関しても13%減となっているそうです。
“PS5が買えるなら他は要らない”傾向は別に日本に限った話じゃないんですよね。
本年1Q(1-3月)となると150万台の販売台数の内、PS5は前年の同期間と比べて369%増と大きく増加、一方任ッチは18%減でピークアウトしているのがどのハードなのかは一目瞭然です。
あとXSX|Sも10%減で、発売から2年ちょっとしか経ってないのにもう減る辺りが悲惨極まりないですね。
周辺機器は3月に150万台が販売され、前年同月比13%増。
これを牽引したのもPS5で、DualSenseが最も売れた製品になったとのこと。
ソフトでは3月に前年同月比4%減と今一つ。
また、1Qには11%減と減少が目立つ結果になったようです。
「Hogwarts Legacy」はFIFAシリーズを除けば欧州最速の出足を記録。
「バイオハザード RE:4」はバイオ村に比べると19%減となったものの、バイオRE:3と比べると57%増とリメイクバイオの中ではなかなか好調な出足みたいですね。
ちなみに任天堂ソフトはTop10にランクインせず、最上位でも「メトロイドプライムリマスター」の11位だったそうです。
任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり、なのにデジタル込みだとTop10にも入らないんだから口ほどにもないですよね。
European GSD March 2023 Top 10 (Digital + Physical) Position Title 1 Resident Evil 4 (Capcom) 2 Hogwarts Legacy (Warner Bros) 3 FIFA 23 (EA) 4 Grand Theft Auto 5 (Rockstar) 5 Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision Blizzard) 6 Red Dead Redemption 2 (Rockstar) 7 WWE 2K23 (2K Games) 8 F1 22 (Capcom) 9 NBA 2K23 (2K Games) 10 Tom Clancy’s Rainbow Six Siege (Ubisoft)
パンデミックやら露による侵略戦争の勃発で足を引っ張られてはいますが、ゲーム産業を牽引しているのはPSという状況に変わりないようです。
追記:タイトルにおいてタイプが絡まっていた一カ所を訂正しました、ご指摘ありがとうございます。

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