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 そんなもんアーカイブで公開する事も無いでしょうけど、相変わらずみたいですね。

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via ■■速報@ゲーハー板 ver.60397■■

 先の記事で取り上げた東洋証券の自称東洋証券によるWebセミナー…実態としてはZoomを使った生配信が昨夜実施されたらしいのですが。

 ちなみに私は勿論見ていません、時間の無駄なので。

安田セッション、最初から「PSは日本では失敗続きではないか!?」から始まってて絶好調(´・ω・`)

安田セッション始まって15分、今んとこ語った内容は「ソニーは日本で売れてない」「ソニーは日本市場軽視してる」のふたつのみ(´・ω・`)
おかしいな、今日はゲーム業界の謎や迷信について話すと言ってた気が

視聴者側は他に誰が入ってるかもわからないし、声も出せないんですよ(´・ω・`)
なのでセッションと言いつつただの配信です

 “安田の予想が外れ続けてることにも言及して欲しいね”
 “安田はそれMSに言ってあげて”
 “漫才師にでも転職したいの?”
 “そもそも安田のいう事が当たった事があるんだろうか”
 “ソニーが日本市場を軽視?おかしいな、チカくん曰く日本市場で箱を貶める事に全力らしいのに”
 “安田の話をクローズドでやる意味あんのかよ”

ふたつめの話題は「任天堂は売れない時期にコロナからのリスタートだと言い訳してた、岩田さんだったらそうは言わなかった」でした(´・ω・`)
なんの話なのこれ

マジでいいタイミングで山内さんの話をし始めた(´・ω・`)

 “山内岩田時代の任天堂を崇めるセッションなのでは?”

安田語録「コイントスでも50%で表裏分かれる、私の予想が外れたくらいでネットは叩くがそれはおかしい」
アナリストがコイントスのノリで予想してたらマジでゴミじゃん…(´・ω・`)

安田セミナー、また次回あるらしいwww
なんの中身もなかったけどこれは私がゲーム好きだから知ってる内容だったってだけかな…でもゲーマー向けって言って集めてたんだけどなこれ(´・ω・`)

 “50%も当たってないじゃん”
 “お前の言うことを信用して投資するじぃじだっておるんやぞ”
 “素人かよ”
 “つまり安田の分析は素人と同じレベルと”
 “コイントス安田”
 “占い師パクター、コイントス安田”

 自称エース経済研究所改め自称東洋証券さんって、基本原理が“東洋証券ね、PSハードはコケると思うよ”かつ任天堂ハードを持ち上げている訳ですけど、現実(現実)におけるゲーム専用機市場はPSプラットフォーム中心で回っているわけで的中率は特定のハードが当たるかどうかに絞ってみても半分もないと思いますけどね。

 それを取り繕おうとすると現実(現実)から乖離した主張をしなければならなくなっていく…
 現に、SIEが日本市場を軽視していないと分かるぐらいPS5を出荷してPS3やPS4の推移を超えてきてもまだ“失敗してるったら失敗してるし日本を軽視してるんだい”って言い張る物だから駄々を捏ねているみたいになってますし。

 あと“故岩田社長だったら~”って。
 任天堂がアンバサ以降ずっと赤字だった頃の任天堂決算説明会見てるんじゃないのかと。

 これは前期赤字から一転して“任天堂らしい利益水準(営業利益1000億円超)”を目指して“コミットメント”とまで言っていた物の、実際にはおよそ達成不可能であろうとなった2014年3月期の前半が終わった後の決算説明会にて出た奴ですが…

[任天堂: 2013年10月31日(木)第2四半期決算説明会 - 質疑応答]

Q5:
 コミットメントについて伺いたい。コミットメントという表現は、マスコミや投資家が使う材料になってしまっていて、任天堂にとって何のメリットがあるのかがよく分からない。岩田さんはこのコミットメントについてどうお考えになっているのかを教えてほしい。また、Wii Uのサードパーティーサポートについて、欧米のサードパーティータイトルを見ていると、ダウンロードコンテンツがWii U向けにだけ無いということが起こっていたり、Wii U向けにタイトルを出してもらえないという状況になっている。他社さんはサードパーティーソフトのサポートに数百億円費やすというような話をされているわけだが、任天堂としてもこういう資金的なアプローチはあり得るのか。

A5:

岩田:

 コミットメントというのは「目標達成に向けて最善の努力をして必ず達成したいという意思をもっています」という意味で申し上げました。そのことが「辞める、辞めない」という報道になってしまった以上は、言葉の使い方として適切でなかったかもしれません。

 また、私の責任は「任天堂の長期的な企業価値の最大化にある」と思っています。このように考えていますが、一方で、現時点で、「もう当期の業績予想の達成が不可能になった」と申し上げているわけではありません。先ほども申し上げましたように、私たちのゲームビジネスというのは、「年末商戦がうまくいくか、いかないか」で通期業績は非常に大きく左右されます。最も強気なシナリオと最も弱気なシナリオを両方書いて計算すれば、ものすごく大きな幅が出ます。これは私たちのビジネスの宿命で、「もっと安定するべきだ」とおっしゃられても、つくったものを世の中に問うてお客様にご評価いただかないと結果は分からないですし、ましてやお客様同士の中で起こる相互作用によって発生する価値の変化、これは具体的に言いますと、「お客様同士がやり取りをしながら社会的に話題にしていただけることによってヒットする」というのは、私たちの力の及ばないところになります。私たちは最善の質の娯楽をお客様にご提案して、お客様に話題にしていただけるように最大限努力していますが、その結果には、どうしても幅が出てくる場合があります。そのような意味で、今は業績予想の変更をする時期ではないと考えてこのようにお話ししています。

 それから、「ソフトメーカーさんとの関係をどのように考えるか」についてですが、「自社で一定のソフトラインアップを作り得る、任天堂のようなソフト開発リソースがある会社が考えること」と、「そうでない会社さんが考えること」は違って当然ではないかと思います。前社長の山内が最近亡くなりまして、改めて私は「山内から何を教わったか」ということをつくづく考えるのですが、「娯楽では、よそと同じことをするのが一番いかん」ということを教えてくれたのを非常に強くかみしめています。「他社さんが何々しているから、任天堂も何々する」という思考は、任天堂が最も避けたいと思っている思考です。ソフトメーカーさんとの協力関係を強化することについて、もちろん私は否定的ではありませんが、その方法論が他社さんと同じでは、結局値引き合戦であったり、お金の出し合いであったり、単純な価格競争的なアプローチになってしまい、結果的に際限なくそれが続いていくと思いますので、私たちはそこから一線を画して、その上でソフトメーカーさんと協力し合える関係をつくっていきたいと思います。

 次、いよいよ完全に達成不可能となった年末商戦後の決算説明会にて。

[任天堂: 2014年1月30日(木) 経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会 - 質疑応答]

Q 4-1:

 営業赤字が3期連続ということでかなりマスコミに取り沙汰されていて、岩田社長はハル研究所の経営再建時と一緒で、かなり厳しい状況にあると思う。辞めることで簡単に責任をとって終わりという道もあったと思うが、そうしていない点について岩田社長からコメントをいただきたい。今回の業績悪化はWii Uの魅力をうまく広げられなかったところにあると思っている。ニンテンドー3DSでもWii Uでも、プラットフォーム立ち上げの初期にタイトルを出せないというトラブルが続いている。これについて、将来的にどのように対応するのか宮本専務に聞きたい。今回の業績悪化で、Wii Uの性能が低いなどとも言われているが、そういった誤解に対し、ハード開発の理念や考え方について広報をする考えはないか、竹田専務に聞きたい。また、サードパーティーの協力をなかなか得られていないように見えるが、それについて今どう考えているか、岩田社長に聞きたい。

A 4-1:

岩田:

 まず、プラットフォームが普及するかどうかは、勢いで決まります。勢いがつくと、いろいろな相乗効果がプラスに働きます。逆に、一旦勢いを失うと、いろいろな効果が全部逆方向に作用します。ニンテンドーDSは、序盤は苦しみましたが、途中で流れを変えることができました。Wiiについては、よく新しいものが普及するときに「キャズム※」と言って、アーリーアダプターからアーリーマジョリティーへの乗り換わりの間に落とし穴があり、なかなかそこを乗り越えられないということが、ゲーム機でもよくあることなのですが、Wiiに関しては「キャズム」を一瞬で越えてしまって、私たちもいつ「キャズム」を越えたのか分からなかったという幸運に恵まれました。ニンテンドー3DSは、最初つまずいて、その後何とか立て直すことができました。Wii Uはまだそれができていません。こういう状況だと思います。「辞める、辞めない」の話については、辞めるということを選択肢として考えていたことはなく、「どうにかして結果を出すことが自分の仕事」と思っており、自分の信念や情熱はいささかも揺らいでいません。ただ、「責任を何もとらない」というわけにはいきませんので、取締役の報酬削減を決定いたしました。「Wii Uの魅力が広められなかった」という背景に関し、宮本から、「タイトルが出せなかったことをどう考えているか」、竹田から、「Wii Uハードに関する誤解が広がっていることについてどう思っているか」、岩田から、「ソフトメーカーさんの協力についてどんなことを考えているか」、この三点についてそれぞれ話したいと思います。では宮本から。
※参考:ジェフリー・ムーア(2002)『キャズム』(川又政治訳)翔泳社
 (中略)

岩田:

 ご指摘いただいた点で、プラットフォームに勢いがなくなるとソフトが出ない、ソフトが足りないということをよくご指摘いただきますが、私は、ソフトの数の問題というよりは、爆発的に売れている、圧倒的に人気のソフトがあるかないかだと思います。何となくWiiは序盤からかなり多くのソフトがあったように感じてしまいますが、序盤に揃ったソフトの数で言いますと、WiiとWii Uはそれほど変わらないと思います。ですが、Wiiには『Wii Sports』があり、これは1人で遊んでも多人数で遊んでも面白くて、一目で面白さが伝わって、広がっていく爆発力がありました。『Nintendo Land』は多人数で遊べば面白いと多くの方が言ってくださいますが、1人で遊ぶ部分はそれほど強い反響はありません。その結果、「広がる力が違った」「分かりやすさが違った」ということはあったと思います。もちろん、昨年の前半に特に大きな空白期をつくってしまったことは、大いなる反省点ですが、一方で、あの空白期があれほど問題になるのは、「売れ続ける」、「話題になり続ける」、「稼働し続ける」ソフトが足りないことが一番問題で、それは数というよりは質の問題で、決定打を出せていないということにあると思います。よって、宮本といつも話しているのは、「決定打を一つつくろう」ということです。

 これNAGEEEEE。

 前も同じ突っ込みを入れたような気がしますが、WiiUの性能が低いのは別に誤解じゃありませんでしたね。
 なにしろ元々PS3よりもパフォーマンスが低い事に加え、2014/1/30といったら(日本以外では)既にPS4も発売されていた訳ですし。

 ひょっとしたら故岩田社長であれば外部要因のせいにはしないと言いたかったのだ、と逃げを打ってくる可能性もありそうですが、“勢いは色々な相乗効果が~”で任天堂はWiiUは悪くないという方向に話を持って行っている時点で外部のせいにしているんですよね。

 あとソフトが足りないのも一要因だと認めてますけど、“ゲーム機の売れ行きにソフトは関係無い”とかいう自称エース経済研究所が考えてた「形理論」とかち合っているのはどう考えているんですかね。

 まあ「形理論」自体、WiiDSのブームで“任天堂ハードは任天堂ソフトがあるから一定の成功は担保されているので性能が向上しマルチタイトルが増えれば盤石、PSは任天堂ソフトが無いからオワタテタイ”みたいにニシくんが調子に乗っていたら3DSからのWiiUがあんな事になったので慌ててでっち上げた物なのでしょうから、それこそ穴リストの一環でしかないんですけど。

 これ知らない人に言うと藁人形論法みたいに思われるかもしれないなとちょっと思いましたが、実のところ“任天堂ハードには任天堂ソフトがあるので~”ってWiiUを最後に据置機から撤退した今でも携帯機に局限した形で騙ってるニシくんがいるんですよね。

 ソフトラインアップはその“プラットフォームの勢い”があるかないかを決める一要因…ただし比重はかなり重い方なのでしょうが、任天堂界隈においてはファーストパーティ(この場合は任天堂)の重みが大きく見積もられすぎていたり或いはソフトが全く関係無いことにされたりと両極端なんですよね。
 何故かと言えば任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり、で結果サードが離れていくからなのでしょうけど。

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