先の青海Pの退社に続く物で、これでスクエニでドラクエシリーズを手がけていた著名なPは…何か誰か残っていたような気もしますが。
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突然の報告になりますが、3/31をもちまして、スクウェア・エニックスを退職致しました。
— 市村 龍太郎 (@RyutaroIchimura) March 31, 2023
色々な思いもあって長くなるので、添付のメモをご覧いただければと思います。
一緒に仕事してくれた たくさんのスタッフのみんな、そしてユーザーのみなさま、本当にありがとうございました!#スクエニ #卒業 pic.twitter.com/OQEthv83UC
以下文章画像のOCR。
ご報告
この度、わたくし市村龍太郎は、 2023年3月31日をもちまして、 スクウェア・エニックスを退職致しました。
エニックスからさかのぼると、22年勤めたことになります。関係者の皆様、そしてユーザーの皆様のおかげでここまでやってくることが出来ました。本当にありがとうございます。
会社の荷物を整理していたら、 入社するときの自分の履歴書の写しが見つかりました。
志望動機には
「ドラゴンクエストが好きだから」
と書いてありました。
辰年生まれ、 辰年入社、 ドラクエ課配属、 そしてドラクエのプロデューサーへ...。 何か運命的なもの感じました。
25歳で 「ドラクエ8」のプロデューサーに就任し、「ドラクエ9」 と続けて2作も担当させていただきました。
その他にも、
「剣神ドラゴンクエスト」 「モンスターバトルロード」 「星のドラゴンクエスト」 「ドラクエ30周年プロジェクト」 「アニメダイの大冒険」 など多数のドラクエ関連プロジェクトもやらせていただき、 「超速変形ジャイロゼッター」 というぶっ飛んだオリジナル企画もやらせていただきました。
スクウェア・エニックスは、大きなチャンスを与えてくれ、 たくさんのチャレンジをさせてくれました。 感謝しかありません。
そしてなにより、尊敬する 堀井雄二さん、鳥山明先生、すぎやまこういち先生の御三方と濃密にお仕事をさせていただいたのは、貴重な体験であり、メタルキング100体分くらいの経験をさせていただきました。
そんな素敵な場から離れるのは、とても勇気が必要でしたが、色々と考えた末に出した結論です。
僕は今年47歳になりますが、一生であと何本ゲーム作れるんだろうとカウントダウンするようになってきました。
今は1本作るのに3,4年かかりますから、 悔いなく死ぬためには、1本1本をよく考えて作っていかないといけません。
そんなことを考え、すべて真っさらにして自分と向き合ったら、この恵まれた環境を離れ、あえてリスクの高い環境に自分を追い込んで、そこから生まれてくるものは何なのかを探りたい。と思ったんです。
もっと自由な発想で、自らが楽しみながら作品に向き合っていきたいと思います。
僕にとってのドラゴンクエストは
ここで完結します。
そして、また新たな冒険の旅に出かけます。
これからもゲームづくりは続けていこうと思いますので、 みなさま応援よろしくお願いします!
またどこかで作品を通してみなさまとお会いできたら嬉しいです😊
みんなげんきで❗
これからも ガンガンいこうぜー‼
市村 龍太郎
…長い。
立て続けにドラクエシリーズを手がけてきたプロデューサーが退社したスクエニですが、DQXIIはどうなってるんですかね。
アレのお陰でFFに水を開けられるどころか他に同等以上に売れるJRPGがどんどん出てきてしまっている現状がありますが、その辺がどうにかなるかというと…
[当ブログ: [岩感]スクエニ三宅取締役執行役員“DQXIのスイッチ版を出すという岩田社長との約束を果たせて良かった”等と]
ニシくんはPSにソフトを出す会社に向かってオンギオンギと鳴いてますけど、元々それも擦り付けで。
真のオンギズマンは未だにホールディングスの取締役やってますし、DQトレジャーズが大爆死しようとも地位は安泰?
果たしてDQXIIもDQXIの轍を踏んでしまうことになるのでしょうか。
・PS5 6/22 FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) (Amazon)
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ところどころに「ドラクエ好きで入社したけど、もう見切りをつけました」みたいな下衆の勘繰りをしてしまう文章ね