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 なかなかに手の込んだ作りとなっているようです。

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 バンド後部に接続されているケーブルですが、これはバンドの周囲を取り回してHMD本体にUSB Type-Cで接続されているみたいですね。
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 なので、見た目がどうでも良いなら断線した場合でも交換することは出来るのかもしれません、本体側端子部から戻されている端子を使っているらしいオーディオ周りや振動モーター機能を活かせるかどうかが微妙な所ですが…

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 ライトシールドはユーザーが外して水洗いすることも可能とのこと。

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 中身も美しく見える設計に拘っているとか、インサイドアウト方式となったトラッキングカメラは精度が大事なので衝撃を吸収する構造になっているという話も出ていますね。

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 フロントシールドを外すとファンが搭載されていることが分かりますが、これは排気ファンで、負圧でライトシールドから空気を取り込むことで本体のチップを冷却すると共に、プレイ時の蒸れ対策にもなっているとのこと。

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 メイン基板は結構しっかりした作りですね…何度かPSVR2の物と思しき特許を取り上げて来ましたが、あれからある程度SoCを簡略化した上でストレージや電池をPS5側に頼る設計になっているのではないでしょうか、まあ電池とかヒートシンクまで搭載すると大分重くなりそうですけど。

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 左右分割となった光学ユニットは個別に動くように。

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 装着しているかを検知している赤外線センサが中央に一個搭載。

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 視線検知は工学ユニット内蔵の赤外LEDとカメラで実現、これは密閉される作りとなっているそうです。

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 レンズはフレネルレンズですが、ミクロ単位での加工によりゴーストの発生をかなり低減したとも。

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 ヘッドバンドはスポンジ入りクッションからシリコンラバーのクッションに変更、粘つかないようになっているとのこと。

 ヘッドバンドは側面からの締め付け感を減らすため、前方を柔らかく、後方を固くすることで側圧が高まることを防いでいるとか、メインケーブルの伸縮対応もバンド部で行われているとか。
 他には振動モータがバンド部に内蔵されており、そちらのフィードバックもある事が紹介されていますね。



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 PSVR2 Senseコントローラーは本体に比べるとシンプルな構造になっていますが、リングの内部に赤外LEDが14個搭載されており、更に他の部分にももう3個搭載、コントローラがどのような持ち方をされていても本体からトラッキング出来るようになっているとか。

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 ○△□×のシボはSenseコントローラにも搭載されているとのこと。

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 指検知センサですが、これは静電容量式でLRのトリガとグリップ部のL2R2、更にスティックと○△/□×ボタン(左右に2つずつ搭載)にも搭載されており、ボタンを押していなくとも指がボタンに載っているか、離れているかが判別出来るとのこと。

 後はアダプティブトリガー用のモータは専用の作りになっているとか。DSeとDSEでも作りが変わっていますし、結構細かいですねこの辺は。


 可能なら無線化もして欲しいとは書いてきましたけど、現時点ではこれが常識的な重量バランスと価格で実現可能な所ですかね、無線化などは更なる次世代機に向けた課題でしょうか。

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