
任天堂様との円が切れたか、新川社長も突如退任となった日本一ソフトウェアですが、立て直しは出来るんですかね。
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[日本一ソフトウェア: 令和5年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)]
取り敢えず決算からですが、売上高は前年同期比25.9%減の33.49億円、営業利益は63.6%減の5.42億円と大幅減収減益。
前年同期が特に増収増益が目立ったとはいえ、元の木阿弥ですね。
(エンターテインメント事業)
パッケージタイトルとしましては、国内では『夜廻三』、『void* tRrLM2();//ボイド・テラリウム2』、『グリムグリモア OnceMore』等の合計4タイトルを発売いたしました。また、第4四半期以降に発売を予定しております『魔界戦記ディスガイア7』等の開発を進めてまいりました。
その他につきましては、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフト及びダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売されたタイトルのローカライズ及び販売を行いました。加えて、新規タイトルの開発及び関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行ってまいりました。
その結果、当事業全体におきましては、売上高3,296,786千円(同26.4%減)、営業利益884,483千円(同51.3%減)となりました。
まあ発売したタイトル一覧を見ればそりゃそうだという結果ですが…
通期業績予想を見るに売上高予想は微減なのに営業利益の予想が大きく減っています。
売上高の減少に伴って売上原価は減っているのですが、販管費が逆に増えている事が営業利益を減らしている要因ですね。
これが円の切れ目ですか。
[4gamer - リリース: 史上最凶のSRPG「魔界戦記ディスガイア」シリーズ最新作『魔界戦記ディスガイア7』が国内累計出荷本数5万本!]
「魔界戦記ディスガイア7」は発売から半月で5万本のフィジカル版出荷+デジタル版販売を達成したとのこと。
正直パッとしない結果だなという感想ですが、まあ実際どの程度売っているかを考えると…フィジカル版がファミ通ランキングだと任ッチ版が初週1万本、2週目1.3万本なので消化率焙じ茶(60-80%)…という事で多分出荷本数は1.7万本程度、PS5版とPS4版は2週目30位に入っていないので1583本以下ですが、初週0.23万本と0.36万本で何れも消化率が緑茶(40-60%)だったので、3機種合計の初週出荷本数は3万本程度であるものと推測出来ます。
フィジカル版の今週販売分もある訳ですが、このペースで本数が落ちると追加出荷はまだ殆どない位でしょうし実売本数は3機種合計で2万本程度、デジタル版も2万本程度となりそうですね。
デジタル版の販売で主体となっているのは当然PS版でしょう、任ストアで26位なのに対し、PSストアで無料タイトルを除く売上順で見た場合に7位に入っていますし。
となると、デジタル込みならPS版の方が上になる可能性も高そうです。
ここまでPSプラットフォームでデジタル寄りになるというのも予想外ですけどね。
小売りからもファンからも期待されていない中、そのハードルは超えてきた事でデジタル比率が高めになったのかもしれません。
果たしてこれで任本位制からの脱却を果たすことが出来るのでしょうか。

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