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 前回は何故かLinkedInで売上報告が上がっていましたが、今月分はまたTwitterで大凡の所が公開されていますね。

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 米NPD集計、2022年12月の総売上高は前年同月比2%増の75.83億ドルに。

 内訳としてはゲームコンテンツが前年同月比1%減の55.47億ドル、ゲーム機本体が16%増の15.33億ドル、周辺機器が2%減の5.03億ドルとなっており、今般のパンデミックによるPS5の生産・供給に纏わる混乱が最高潮に達していた昨年よりも在庫状況が改善されたことが売上増に繋がったようです。

 2022年通年としては前年比5%減の565.56億ドルで、ゲームコンテンツは7%減の474.75億ドル、ゲーム機本体は8%増の65.7億ドル、周辺機器は8%減の25.11億ドルと、前年をやや下回る結果に。
 これは巣籠もり需要が一段落した事もあるのでしょうが。
 PS5の収穫期にはこれを上回る可能性も十分にありそうですね。

 月別の傾向としては12月が1-10月に比べ倍近い売上高を叩き出しているものの、スマゲも集計対象に入ったからかそこまで極端な差は出なくなった印象もありますね。


 ゲーム機本体の販売はというと、2022年12月と2022年通年の何れもが販売台数では首位任ッチでPS5が2位、売上高では首位PS5で任ッチが2位という結果になったようです。
 当然ながら名の挙がっていないハードが販売台数と売上高の両方で最下位となっている訳ですけど。


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 ソフトは、2022年12月の機種合算売上高でCODMW2が首位を獲得、ポケモンスカバイが2位、GOWラグナロクが3位と。
 新登場のタイトルは「Need for Speed: Unboud」が8位、「CRISIS CORE: FINAL FANTASY VII REUNION」が10位、「The Callisto Protocol」が17位にランクイン。
 KraftonはNPDにデジタル販売データを提供していないので、それを込みで考えるとより上位にランクインする物と思われます。

 任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり、なのはいつもの事ですね。


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 2022年通年の総合ランキングですが、こちらでもCODMW2が首位を獲得。
 そして「ELDEN RING」が2位と、国産タイトルで最上位にランクインしています。

 任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかりですね。


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 PSプラットフォームの12月ランキングはNFS Unboundが5位、CCFFVIIRが6位、The Callisto Protocolが10位に初登場。

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 通年ではGOWラグナロクが2位、HorizonIIが5位、The Show 22が7位、GT7が8位、SpidyMMが10位とSIEファーストタイトルが存在感を示していますが。


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 任天堂プラットフォームの12月は…Ubisoftをして“ビックリするぐらい売れなかった”という「Mario+Rabbids: Sparks of Hope」と「Just Dance 2023」が3-4位にランクイン。
 捕れぬ狸の皮算用とはよく言った物ですが、デジタル込みでようやくこの順位に食い込んでるんだから任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかりなんですよね。

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 通年を見ると一層任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかりですし。


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 Xboxプラットフォームの12月はNFS Unboundが4位に入ったぐらいで、MSファーストタイトルも10位のフォライゾン5のみ。
 後はPSプラからSIEソフトを抜いたような…任プラを見ても分かりますけど、総合10位のCCFFVIIRがTop10にランクインしているのPSプラットフォームだけなんですよね。
 これを見ても国産サードタイトルの客層が主としてPSプラットフォームに居着いていることが分かります。

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 そして通年を見ると…結局CODVGとCODBOCWがTop10に入っているという良く分からない状況に。
 多分即効性ゲーパス毒が効きすぎて全然ソフトが売れなくなってるんでしょうね。

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