
今期(2023年9月期)においてはイースXの他4タイトルを投入予定としているそうです。
スポンサーリンク
[TDnet 適時開示情報: 37230 G-ファルコム 事業計画及び成長可能性に関する事項](pdf)

従業員数は微増程度なので、自社で対応プラットフォームを増やすのはあまり良策と思えない所ですが。

収益拡大サイクルをこう認識しているわけですが、“ゲーム制作”の部分が崩れると他もガタガタになりそうですね。

それで任ッチ向けゲームの自社展開を進めるとか言い出した訳です、しかも国内におけるソフト販売の主流は任ッチただしソースはファミ通ランキングのフィジカル版のみ集計で。
そのフィジカル版に関しても、例えば2021年のメディアクリエイト集計でいえば本数で見ても半分程度が任天堂ソフト、それでいて任天堂の自社ソフト売上高比率が八割を超えているのだから実際には更に任天堂ソフトばかりな訳ですけど。
イースXが今期中に発売予定と明記されたのはこれが初めてですかね、予想通りではありますけど。

開発中のタイトルは軌跡シリーズのRPGが2本、未発表のARPGが1本、未発表タイトルが1本、移植タイトルが1本の5タイトルが存在しているとのことですが…
今期任ッチに投入予定のもう2本というのが気になる所でしょうか。
少数精鋭を堅持といえば聞こえは良いんだか悪いんだか、大して人を増やさずに自社制作タイトル数を増やしたら“丁寧な作り込み”も何も無くなりそうですけど。
そもそも今時、外注も使っているとはいえ100人足らずの会社で毎年新作を出している時点で結構一杯一杯なのではないでしょうか。
という話なんですけど、まあ任本位ッチソフトウェアみたいな粗製濫造に走ったらそれこそお終いでしょうね。
こういう時に“そうなってもいない内から不安を煽るのは如何な物か”という意見が出てくるのも分かりますけど、現実として発表されたイースXがボッケボケのスッカスカなデザインになっていて、おまけにプレイアブルキャラは二人だけとか手抜き感が垣間見える状況になっていますし、重大な岐路に立っている、というかもう引き返せるポイントを通り過ぎている可能性もあると考えておいた方がもう駄目だと誰の目にも明らかになった時に気が楽な所はあると思います。
路線を修正出来たらその方が良いのは間違いないんですけどね、どうせ任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかりなんだから、任天堂様と円があったら10年前のタイトルを外注丸投げででも出せば十分である事に変わりないですし。

・PS5 英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN- 通常版 (Amazon)
.