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 という事で“ソニーに肩入れした企業はもう終わりなんだガー”というニシくんの願い虚しく好調な決算を記録していますね。
 肩入れ云々にしても、ファミ通とか見れば分かる通り十分以上に任度もしているので単なるニシくんの妄想なんですけど。

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[KADOKAWA - IR情報]

[eir-parts: 2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料](pdf)

 売上高は前年同期比17%増の1226.39億円、営業利益は33.2%増の132.37億円、経常利益は59.3%増の168.97億円、純利益は48.1%増の105.37億円と増収増益、純利益は大幅増ですね。

 通期業績予想と比較すると営業利益の達成率はかなりの物ですが予想の修正はなし、というのも「ELDEN RING」の貢献が大きいため、

[ゲーム事業]
 ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っております。
 記録的大ヒットとなったゲーム作品である『ELDEN RING』の海外向け出荷に関連する収益等が増収増益に大きく貢献しました。また、共同・受託開発事業や㈱スパイク・チュンソフトの新作も増収に貢献しています。
 この結果、当事業の売上高は171億37百万円(前年同期比255.1%増)、セグメント利益(営業利益)は75億92百万円(前年同期比1,116.8%増)となりました。

 ゲーム事業が営業利益の半分以上を稼いでいるため、という側面もありそうです。

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 セグメント別に見ていくと主力の出版事業はやや増収も大きく減益、映像事業が損失計上のためほぼ利益が出ない状況となっており、Webサービスはやや増収も減益、教育事業は増収増益ですね…その他事業は増収も赤字幅は減少と。

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 出版では紙が減少…これは国内の外出制限も一段落したことが響いているのかもしれませんが、海外で日本のIPが人気なのは続いているとか。
 また電子書籍が伸びているようです。

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 ゲーム事業については「ELDEN RING」が増収増益に貢献、第2四半期単独で見ても前年同期比で大幅増収を達成…するも利益はそこまで増えていないですね。
 スパチュンのタイトルが増収に貢献とは書かれていますが、増益要因にはなっていない辺りからして「メイドインアビス 闇を目指した連星」はさほど儲けを出すに至らなかったようです。

 Webサービス分野はニコニコ超会議やったら減益に影響したとか書かれてますね…

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 ダクソエルリンの小説や漫画はメディアミックス展開の一環なのだそうです。

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 ゲーム事業に関してはゲームIPの創出力強化を謳いつつフロム・ソフトウェアにおんぶに抱っこという状況なので多少今後に不安感もありますが。
 原作物を除けばダンガンロンパにその流れで何故か任独占ったレインコードしかありませんし。

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 出版事業、売上高の減少に伴い返品率が第1四半期は上がるも第2四半期は従来と同程度のラインに収まったようです。
 こうして見ると雑誌の売上高が一番少ないんですね、スマの普及で一番読まれなくなったのが雑誌なのかもしれませんが、週刊ファミ通は大丈夫なんでしょうか。
 私自身読まなくなって久しいので何とも言えないところはありますけど。

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 海外売上高、ゲーム事業は大分第1四半期比で落ちた物の前年同期比では倍以上を維持、また出版と映像も大幅増でなかなか頑張ってますね。

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