あとは何処まで積めるかという事になるでしょうか。
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[ソニーグループ - IR: 2022年度 第2四半期業績説明会]
業績説明会の再放送はこれを書いている時点では未だ公開されていませんが、本日開催された業績説明会において主力のゲーム&ネットワークサービス分野への言及、質問も当然多く、その中で十時裕樹CFOがタイトルのような言及をしていたとの事。
前の記事で取り上げたように第2四半期のPS5販売台数は前年同期と同程度の330万台に止まったわけですが、PS5の生産台数に関しては――これは恐らくマイナーチェンジモデルのCFI-1200シリーズの事だと思われますが――650万台に達したと。
[SIE - ビジネス経緯]
こちらの頁にある通り前年度の第3四半期は390万台の販売に止まっていたので、それを大幅に上回る見込みという事ですね。
今年5月の事業説明会で出ていた通り、今期のPS5はPS4の3年度目との累計差を縮める(≒PS4の3年度目販売台数1770万台を上回る)という目標を立てている訳ですが、その最低線となる1800万台から更に上積み出来る見込みとなっているようです。
こうなってくるとニシくんは“早くPS5の需要が飽和してクレクレ~”となりそうですね。
ニシくんを煽っても別に儲かる訳ではないので話を戻しますが、今期前半のPS5販売台数は570万台。
対してPS4の3年度目は前半に690万台を売っているので120万台の差があるんですよね。
そしてPS4の3年度目、第3四半期販売台数は840万台だったので、上手く行けばPS4が達成できなかった四半期単独販売台数1000万台突破も有り得るのかもしれません。
といっても、4年度目にPS4の同時期累計を抜く(≒2000万台を大幅に上回る)計画となっているので、計画通りに行けば4年度目に達成できそうですけど。
減益要因となったサードパーティのソフトやコンテンツの販売が減少しているという話も質疑応答では多少詳しく出ており、PS4のコンテンツが見込みよりも減少ペースが早くなっている物のPS5のエンゲージメントは非常に好調とされており、世代交代が順調に進んでいることが窺える物となっています。
二つ前の記事で取り上げた与太話では証券会社を自称するアレが“PS5のソフトは売れてないんだモンソースはファミ通!!”とか言ってましたけど、まあ現実(現実)にはそんな物ですね。
大体において国内限定でもPSゲーム機独占の「地球防衛軍6」が前作を上回るスタートを切っていますし、つい先日には「Call of Duty: Modern Warfare II」がシリーズ史上最高のスタートを切ったとも発表されているのにソフトが売れてないも何もないんですよね。
どうにかしてPCにユーザが逃げたのではないかと言いたそうな質問者もいましたが、あくまで消費者の外出機会が増えたことからゲームに消費される金額が少なくなったとの話でしたし、実際のPC市況も大して“ゲーミングPCへの移行”とやらが起こっていないことを示しています。
というか外出機会が増えてゲームに使えるお金が減った場合にゲーミングPCへ行くって選択肢はないでしょう。
という事で、今期のPS5は計画通りに来ているようです。
その出荷台数増加を反映した国内向けの出荷分増加にも期待したいところですね。
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