
CERO:Zでも出せないような禁止表現があったからではあるようなのですが、丁度メディア向けのプレビューが解禁されたその日に中止というのも間の悪い話ですね。
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従来、海外と同日の12/2に国内でも発売予定とされていた同作ですが、本日急遽発売中止が発表されています。
[Twitter: The Callisto Protocol @CallistoGameJP]
『The Callisto Protocol - カリストプロトコル』日本版の発売中止を決定しました。
現状ではCEROレーティングを通過できず、内容を変更すると、プレイヤーが期待する体験を提供できなくなると判断しました。
日本の皆様にはご理解を頂ければ幸いです。
プレオーダー済の方には返金対応をさせていただきます
との説明で、CEROのレーティングを通過させるための変更をする時間やコストはかけられないという側面もあるのでしょうね。
CEROの禁止表現ですが、“極端に残虐な印象を与える”暴力的な表現は禁止とされているため、今回はその点で引っかかった物と思われます。
これについてはZ指定が新設された事で一定度の緩和はなされているのですが、際限なくOKって訳でもないですし。
ゲハで有名なのは「Until Dawn」の暗転パートやTLOUの肉とかでしょうか、これらはソニーだからニシくんも騒いでいたという側面がある訳ですけど、海外版と比べると残虐表現に差があるソフトというのは結構多いですしね。
これを受けてAmazonでは北米向けのPS5フィジカル版が急遽ゲームカテゴリの3位まで上がってくる事態となっていますが、こういうのも何処まで良いのかというのは考え物ですね。
映画など映像作品の表現を鑑みればZ指定の規制はもう少し緩くしても良いのではないかと思うところもありますが、各地域における有害図書指定などとの兼ね合いもありそうですし。
規制の強弱は綱引きみたいな所もあるので、もっと規制を緩めて欲しいと要望する事も無駄ではないと思いますけど、海外のグロゲーって物によっては本当にグロいですからね、一般層の理解を得られるかどうか微妙な所かもしれません。

・PS5 12/2 The Callisto Protocol - Day One Edition (輸入版:北米) (Amazon)
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