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 国内を重視していますといっても言うだけだったらMSのホラ吹きにだって言えるんだから実際何が出てくるか次第なのではないか、と思われる所はあるかもしれませんけど、「Rise of the Ronin」が発表されたばかりですし、まだあるというならあるのではないでしょうか。

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[ファミ通: ハーマン・ハルスト氏が語るPlayStation Studiosの未来。PS5専用タイトルの増加とPCへの移植戦略や、JAPANスタジオ再編による日本IPの今後についても訊く]

 SIEの開発スタジオ群を統括するPS Studiosのトップ、Herman Hulst氏へのインタビューですが、他メディアと同時に受けたインタビューというわけではなさそうです。

 まず良く取り沙汰されるPCやスマ向けのSIEファーストパーティタイトル展開については、

ハーマン プレイステーション(以下、PS)というプラットフォームが引き続き我々のタイトルをプレイするのに最も適した遊び場である、ということは改めて強調しておきたいと思います。我々はハードウェアに近い場所で仕事していて、開発中のタイトルもまずはPSで試してフィードバックを出しているので、我々のゲーム開発とPSは切っても切れない、密接な関係にあります。

 一方でPCへの移植も進めているわけですが、こちらは既存タイトルを移植することで、新たなユーザーを獲得することを目的としています。モバイルについても、モバイルに適したタイトルはそちらで展開し、コンソールとモバイルでのクロスプレイを実現するということも、重要な取り組みであると考えています。モバイルファーストのIPについては、積極的にモバイルでローンチしていきたいですね。

 とコメント、基本的にフルプライスのタイトルについてはPSx向けが優先されてPCは後回しとなる、スマについてもそれで出せる物を考えるという所ですか。

 今の所PCやスマ向けのタイトル数が増えるとは言ってもゲーム機向けタイトル数が減るわけではない計画となっているので、その点については大丈夫そうですけど。

 スマに関しては既存IPのタイトルを調整してそのまま出すとか言っているのは大丈夫なのかなと思いますが、世界的に見ればCODやFIFA等の既存IPのスマ向けタイトルがヒットしている例もありますし、物による部分はあるのかもしれません。

 また縦マルチのタイトルが今期のGOWラグナロク辺りまで出ていた件についても、

 『Marvel's スパイダーマン2』などのタイトルを含め、今後はこういったPS5ならではのタイトルがどんどん増えていくことにも期待していただければ、と思います。

 とコメント、来期辺りからは基本的にPS5世代向けのタイトルが出てくる事となりそうですが。

 ジャパンスタジオの解体による国産ファーストパーティタイトルの減少という心配については、

ハーマン 日本のゲーム、日本の市場がSIEにとってたいへん重要であること、これはいまでも変わりません。PSの成功は、日本やアジアで先人たちが作り上げてきた作品と深く結びついている、これは間違いありません。非常に象徴的で人気のあるタイトルもこの地域から生まれてきたので、今後もその流れを維持したいと我々は考えています。

 『グランツーリスモ』シリーズのポリフォニー・デジタル、『ASTRO's PLAYROOM』などを作り上げたTeam ASOBI、それ以外のパートナーのスタジオも含め、これからもPSスタジオとして日本でゲームを出し続けていきます。『グランツーリスモ7』はPS5の力を皆さんにお見せするという意味ですばらしいタイトルになりましたし、このIPを今後も拡大していきたいと思います。

――願いが叶うなら、PSスタジオの作る『サルゲッチュ』など日本生まれのIPの新作を遊んでみたいです。

ハーマン そういったことが起こると、すばらしいですね。じつはこのインタビューの後、ようやく日本に行く機会があるんです。日本のクリエイターやすばらしいスタッフと会えることを、非常に楽しみにしています。『エルデンリング』や『ファイナルファンタジーXVI』(FF16)、Team NINJAの『Rise of the Ronin』など、近年でもすばらしい作品がたくさんありますからね。Team ASOBIのメンバーとも以前会う機会があり、彼らも絶好調でした。こういったチームといっしょに仕事ができることを、本当にうれしく思っています。

 ポリフォニーデジタルと共に国内の内製スタジオとして存続しているTeam ASOBIも当然新作を制作しているようですし、XDEV(外注部門)の手がけるタイトルも「Rise of the Roning」以外にもまだまだありそうです。

 現状からするとまず望まれているのはフロム・ソフトウェアやコジマプロダクションとの共同開発タイトルという事になるのでしょうが、そこまで規模が大きくない旧来の国産外注タイトルや新規IPも再び作られるようになると良いですね。

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