58508SanjouNoFuga
 全プラットフォーム対応に向けて、というかダントツ低性能な任プラットフォーム対応に向けた対策で予算大幅超過ってもうこれ惨状のフーガですね。

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[ファミ通: 『戦場のフーガ』開発から初の販売まで手掛けたサイバーコネクトツーの奮闘。開発の難航からバスで叫び声を上げたミス発覚まで松山社長が赤裸々に語る【CEDEC+KYUSHU 2021】]

 昨年末の九州CEDEC講演での話ですが、「戦場のフーガ」は開発段階で“ハードによっては”処理落ちや進行停止などの不具合が多発したため、

・全データをメモリに置くため削減
・背景を書き割りにしてデータ削減
・戦車もプレイヤー側しか作られていない
・キャラの頂点数も“リダクション”

 何故ここまでしなければならなかったのか?
 勿論分かりきった話として書いているんですけど、各対応ハードのメモリ容量でぶっちぎりで少ないのがNintendo Switchの4GB。
 そして頂点演算性能と解像度に関わるGPU演算性能でもNintendo Switchがぶっちぎりで低い153Gflops(ポータブルモード)。

 はいどのハードが足を引っ張ったかは分かりましたね。

[ファミ通: 【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第11回]

 しかし、魔神(ぴろし)はスタッフにハッキリと告げるのでした。

 「うるさい黙れ。絶対にいいと言うまでやれ、こんな状態で世の中に出せるか、ゲーム開発はやり過ぎてナンボじゃい!闘って死ね!」

 こうして開発期間はいつまでもズルズルと伸びてしまい、気が付いたら2020年の夏になっていました。

【気が付いたら2億円以上すでに使っていた】

 この時点でもう当初の予算ははるかに超過していました。1年半の開発期間がもう2年を超えています。1億5000万円という計画予算もすでに2億円以上使ってしまっていました。

 どう考えてもゲーム作りの拘り以外の所で手間(≒コスト)がかかってるんですよね。

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