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 ニシくんはファミ通ランキングだけを根拠としてソフトが売れていないんだガーとか言ってますけど、前の記事でも書いた通り“フルゲームソフトウェア”の販売はデジタルシフトが進む一方ですしね。

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[ソニーグループ: 2022年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) / 決算説明会資料 / 補足資料](pdf)

[SIE - ビジネス経緯]

 まずはPS5本体の割り当てについてですが、発売翌年度の第3四半期…年末商戦期までの販売台数はPS4が97.1万台(2014/12/28まで、メディアクリエイト調べ)だったのに対してPS5は122.3万台(2021/12/26まで、角川ゲームリンケージ調べ)となっており、単純に台数だけを見ても増加しているのですが…

 それぞれの第3四半期を終えた時点での販売(出荷)台数はPS4が2010万台だったのに対してPS5は世界的な半導体/部材不足が響いて1730万台となっています。
 その割合を見れば一目瞭然で、PS4の時は5%を割り込んでいた物がPS5では7%を超えています。
 …PS4の生涯国内比率からするとそれでも少ないのでは?という見方も出来る訳ですけど。
 要は物は言い様なのですが、近年ユーザーもパブリッシャも新世代機種への移行が遅い国内市場においては悪くない出足となっているようです、PS4の時みたいに国内だけ発売が1四半期遅らされるって事もありませんでしたし。

 この調子でPS5では生涯国内比率が一割を超えるぐらいまで行けると良いんですけどね。

 ハードは売れてもソフトは売れていないんだガーって話については、前の記事でも取り上げましたが物理ソフト(パッケージ)の販売が極めて限定的な物となっている事からして、物理ソフトのみの集計はあまり気にしなくても良い状況になっていると言えそうです。

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 2021年…前期の第4四半期から今期第3四半期までのゲームソフト関連売上高は1兆4964.86億円。
 対して物理ソフトの売上高は987.42億円と一割を割り込んでいますし。
 本数でのデジタル比率としては直近の四半期でも62%となっている訳ですが、ここまで売上高が開いてくると新作の販売は殆どデジタルになってるんじゃないですかね。

 ということで、国内におけるPS5市場は見通しも明るそうです、問題はPS5本体の供給不足ですが…
 世界的な普及が遅れればそれだけPS5専用ソフトが作られ出すのも遅れることになってしまいますから。
 今年は昨年よりも半導体/部材の不足が緩和されると良いんですけどね、ゲーム関連以外への影響も甚大ですし。

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