…と週刊文春が以前の開会式案を元に報じているのですが、開会式の選手入場曲から任天堂の曲が消えたのは“開催直前”ともされているんですよね。
この報道が正しいとしたら、ですが任天堂側が演出変更とは関係無しに断ったパターンなのでは?
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[週刊文春: 台本11冊を入手 五輪開会式“崩壊” 全内幕 計1199ページにすべての変遷が]
任天堂が関わっていたとされる部分については、
競技紹介は任天堂の宮本茂代表取締役が監修し、スーパーマリオやインベーダーゲームのキャラクターのCGが盛り上げていく。
とあるのですが、記事に掲載されている画像では“by the 8-bit world of video games.”とされているんですよね。
その「インベーダーゲーム」、ひょっとして「スペースフィーバー」の間違いでは?
任天堂が絡む演出案というのは演出責任者が一旦交代した後にも残ってはいたそうで、
さらにレディー・ガガが赤い帽子をかぶってマリオの土管に入ると、同じ格好の渡辺直美に入れ替わるというサプライズ演出も描かれていた。ただ、佐々木氏の思い付きに留まっているのか、レディー・ガガの箇所には〈やってくれたらの話です〉と断り書きが記されていた。他方で、任天堂が監修していた競技紹介はこの頃から、ピクトグラム隊による〈コメディパフォーマンス〉に変わっている。
この辺は電通の絡みがあったから案として入れ込まれていたのかもしれません。
ところが佐々木氏も辞任する事になって電通が演出案から一歩引いた形になったとされており、
6月16日付の〈MUSIC LIST〉の選手入場の項目を見ると、本番で流れなかった5曲の曲名が記されている。「ゼルダの伝説」のメインテーマや「スーパーマリオブラザーズ」のスーパーマリオ組曲、「ポケットモンスター」のオープニング……共通点はただ1つ、「任天堂ソング」ということだ。
「MIKIKOチームでは競技紹介を任天堂に監修してもらいましたが、代表取締役の宮本氏は自ら本社のある京都から毎週のように上京し、会議を重ねていました。しかし佐々木氏に実権が移った後、彼は競技紹介をあっさりピクトグラムに変えた。そのことには、任天堂側も複雑な思いがあるのでしょう。結局、本番直前で任天堂の曲は全て外されました」(別の電通関係者。任天堂は「当社は回答する立場にございません」)
競技紹介をピクトグラムに変更したという佐々木氏が演出責任者を辞任したのが3/18で、任天堂の楽曲はおよそ一ヶ月前の台本までは使われる予定だったって、これ任天堂側から断った結果なんじゃないですかね。
ところで聖剣伝説2の曲も使われてなくない?
今般の状況を加味して楽曲使用にNGを出した、というのであればUSJのアレをオープンさせるのかって話ですし、任天堂絡みの演出がなくなったから面子に関わる案件だとして楽曲使用を禁止したと考える方が、任天堂様の行動原理としては自然なのではないでしょうか。
結果から見ると競技紹介のピクトグラムパフォーマンスって結構受けた方なんですよね。
ファミコンゲーモチーフの競技紹介よりまし…
と言い切れる物ではありませんが、任天堂監修って時点で大したものにはならなさそうですし。
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