243本というのは無論発売されたタイトル数のことではありませんで、全体(といっても1本だけ)でそれしか売れなかったという事ですね。
任ハードの任ソフトとかサードの話題は長くなりそうなので別記事に分けましょうか。
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[ResetEra: Media Create Sales: CY 2020 (2019 Dec 30 - 2021 Jan 03) [new+used] Sales]
ResetEra板は無断転載です。状態ですけど、出典は多分これ。
・2020ゲーム産業白書 (Amazon)
というわけでこちらの記事では主にPS5とXSX|Sの昨年の売上について見ていきたいと思います。
…とはいうものの、出た直後のPS5とXSX|Sに絞るとあんまり書く事無いんですけどね。
まずハード販売ですがPlayStation5シリーズは29.1万台を販売。
内訳はPS5通常モデルが23.3万台、デジタル・エディションが5.8万台と通常モデルにかなり傾いています。
一方Xbox Series X|Sは2万台を販売。
普通にPS5の1/10未満ですね、こちらもXSXが1.6万台に対してXSSは0.42万台とかなりXSXに比率が傾いています。
そしてこれらの集計ですが、同じく2021/1/3までの角川ゲームリンケージの集計(ファミ通ランキング)におけるハード販売台数と比較すると、PS5はメディアクリエイトの集計で29.1万台なのに対して角川GL集計は26.6万台と一割程度角川GL集計側が少ない誤差。
更に、XSX|Sに至ってはメディクリ集計で2万台なのに対して角川GL集計では3.2万台と、何と1.5倍程度の差が付いてしまっています。
ニシくんにとってはこの世の全てみたいになっているファミ通ランキングですが、ハードの集計でこれだけ差が出るのはおかしくないですかね。
Xbox取扱店なんてリアル店舗ではほぼ壊滅しているでしょうから、角川GL集計では集計対象になっていない通販や小規模店舗における販売の見積もりがおかしいのでしょうけど。
ちなみに任ッチは累計販売台数で1%程度の誤差ですかね、さすがにこれだけ時間があれば誤差を吸収する時間はたっぷりあったという事か、或いは貿易需要が安定しすぎているのか。
続いてソフト販売に関してはPS5ソフトは10.9万本を販売。
市場占有率は僅かに0.33%で通常版PS5本体販売台数の半分にも達しませんが、まあその辺はPS4のソフトやらデジタル版で遊んでる人が多いという事でしょうね。
PS5で最も売れたソフトは「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」で3.3万本を販売したそうです。
次いで「Demon's Souls」が2.8万本を販売と。
PS4ソフトからの無料アップグレードに対応しているタイトルが年末商戦期から複数出ていた影響もあるのかもしれません。
一方のXSXソフト(XSSは物理ディスクに対応していないため)は圧巻の243本を販売。
市場占有率は…0.0007%ぐらいですかね。
PS5ソフトが通常本体の半分も売れていないと書きましたが、XSXはこちらも桁違いで66台につき1本しかソフトが売れていないっていう。
集計されたのは当然ながら唯一発売されたパッケージタイトルである「Gears Tactics」で順位は1463位。
当然の帰結としてXSX|Sシリーズにおける物理ソフトウェアのファースト比率は100%となります。
任天堂ハードをも上回る圧倒的なファースト比率…!
マイクロソフトハードで売れるのはマイクロソフトソフト…の売上もマイクロでした。
XSXの場合は前世代ソフトからのアップグレードがある可能性を考慮することすら出来ませんからね、何しろ一本もXb1タイトルがランクインしていない。
ニシくんとXboxを雑に煽っていたらそこそこ引き延ばせましたね。
PS5の本番は今年からでしょう。
一方XSX|Sはどうなんでしょうね…
今年出るパッケージで1000本超えるタイトル出ると思います?
私は出ないんじゃないかと思いますけど。
メディクリ集計だとソフトにおけるデジタル売上高比率が三割弱程度となっているようですが、これはちょっと低く見積もりすぎかと思います。
ただゲームソフトそのものの販売よりもDLC等の継続的収入も重視される状況ですし、パッケージソフトだけでなくデジタル込みでも販売本数の重要度というのは下がっていくのでしょうけど。
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そりゃチカくんがネット上以外ではその存在が壊滅したように見えるわな